「介護の仕事に興味はあるけれど、重度訪問介護は自分に向いているのだろうか」——そんな方に向けて、重度訪問介護がどんな仕事で、どんな人に向いているのかを整理します。
重度訪問介護は、重度の障がいのある方が住み慣れた自宅で自立した生活を続けられるよう、アテンダントがマンツーマンで支える障がい福祉サービスです。制度の全体像は重度訪問介護とは?、仕事内容の詳細は重度訪問介護の仕事とは?にまとめています。高齢化とともに介護の需要は高まり続けており、なかでも重度訪問介護は社会的意義の大きい分野として注目されています。
重度訪問介護はどんな仕事?
対象となるのは、重度の肢体不自由がある方や、重度の知的障がい・精神障がいにより行動上の著しい困難があり、常に介護を必要とする方です。障害支援区分が区分4以上であることなど、いくつかの条件があります。対象者の詳しい条件は、別の記事でくわしく解説しています。
おもな仕事内容
アテンダントは、クライアントの意思を尊重しながら、日常生活を送るためのサポートを行います。おもな内容は次のとおりです。
- 身体介護……入浴・排せつ・食事・着替えの介助、体位変換など
- 家事援助……調理・洗濯・掃除、買い物や薬の受け取りの代行など
- 移動介護……外出時の移動の介助、移動中の介護
- 相談・助言……生活や体調に関する相談を受け、必要な助言を行う
- 見守り……就寝中や日常のなかで、安全に過ごせているかを見守る
事業所は24時間体制でサービスを提供しており、シフト制で複数のアテンダントが交代しながら支えます。夜勤の具体的な仕事内容は、別の記事でくわしく紹介しています。
重度訪問介護が向いているのはどんな人?
1. 障がいや病気に理解があり、寄り添える人
アテンダントには、障がいや肢体不自由のあるクライアントに対して正しい知識を持ち、寄り添う姿勢でサービスを提供できることが求められます。相手の病気や症状、特性をきちんと理解したうえで接することが、支援の土台になります。
2. クライアントや家族とコミュニケーションが取れる人
どの部分に手助けが必要で、どこを介助し、どこを見守るのか——それはクライアントの特性によって変わります。会話を通してクライアントや家族の要望をこまやかに把握し、必要な支援を見きわめられることが大切です。
3. 気配り・気づきができる人
重度訪問介護は、定められた範囲の決められた支援をきちんと・着実に行うことが基本ですが、アテンダントの気づきによってクライアントの生活の質はさらに高まります。たとえば外出介助のときに天気に合わせた持ち物を提案したり、寒くなった夜に「もう一枚かけましょうか」と声をかけたり——そうした寄り添う気持ちが、クライアントにとって大きな支えになります。
未経験・無資格でも始められる?
重度訪問介護に従事するには所定の研修(重度訪問介護従業者養成研修など)を修了する必要がありますが、資格取得のサポート制度を設けている事業所もあります。取得する資格や研修の流れは、別の記事で紹介しています。
「重度訪問介護はきついのでは」という不安については、実際に言われる理由とその対処法を別の記事で解説しています。あわせて読むと、働くイメージがつかみやすくなります。
「向いているかな」と思ったら、まず相談を
- 仕事はマンツーマンで生活全般を支える。対象や制度の詳細は関連記事で確認
- 向いているのは、障がいへの理解・コミュニケーション・気配りができる人
- 未経験・無資格からでも、研修とサポートで始められる
「どんな人が向いているのかな」「私でもできるかな」と気になったら、どうぞお気軽にホームケア土屋までご相談ください。資格取得も含めて、はじめの一歩を応援します。






