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重度訪問介護の資格に挑戦したい!気になる難易度は、どれくらいなの?

重度訪問介護の資格に挑戦したい!気になる難易度は、どれくらいなの?

重度訪問介護の資格に挑戦したい!気になる難易度は、どれくらいなの?

重度訪問介護とは、障害福祉サービスのなかでも介護給付に該当する事業です。

恒常的に介護のサポートを必要としている肢体不自由・知的障害・精神障害など、障害支援区分4~6と判断されたクライアントに対してサービスの提供を行い、住み慣れた自宅や慣れ親しんだ地域での自立した生活が継続できるように支援を行います。

厚生労働省が2016年に実施した調査によると、重度訪問介護を提供している事業者数は7,189ヶ所、利用者数は10,463人と報告されています。

重度訪問介護を提供するアテンダントになるためには、重度訪問介護従業者の資格を取得する必要があります。

今回の記事では、重度訪問介護に携わるために必要な資格の難易度や、資格の取り方についてご紹介いたします。

【参照】重度訪問介護(厚生労働省)

重度訪問介護の対象クライアント

重度訪問介護は、障害支援区分4〜6に該当する以下のようなクライアントに対して、サービスを提供しています。

  • 重度の肢体不自由……ALS、筋ジストロフィー等の難病、脳性麻痺、脊椎損傷などを理由に、自由に身体を動かすことのできないクライアント。重度訪問介護では、主に自宅での身体介護や、医療的なケアを提供しています。
  • 重い精神障害……統合失調症や気分障害、高次脳機能障害などによって、日常生活を恒常的に見守る必要のあるクライアント。自宅内での見守りに加えて、移動中の介護も、社会生活を送る上で欠かせません。
  • 重い知的障害……IQの指標が低く、社会生活に対する適応度が低いクライアント。一人暮らしの方に対する生活の全般的な支援はもちろんのこと、家族と暮している場合でも他害や自害行為の見守りや入浴や排せつを中心とした介助を行います。

このようなクライアントが介護施設に入所することなく、住み慣れた自宅や地域での生活を送るために黒子のような役割を担うのが、重度訪問介護のアテンダントです。

重度訪問介護従業者になるには

重度訪問介護を提供するアテンダントとして従事するためには、重度訪問介護従業者の資格を取得する必要があります。

重度訪問介護従業者の資格は、都道府県知事によって認可された指定の事業者による「重度訪問介護従業者養成研修」を受講することで取得可能です。

重度訪問介護従業者養成研修を主催しているのは、自治体の他にNPO法人や社会福祉法人、そして土屋ケアカレッジのような民間企業など様々です。

居住する都道府県のHPに研修の指定事業者についての記載がありますので、確認して研修への参加を申し込みましょう。

重度訪問介護従業者養成研修の受講資格

重度訪問介護に従事するための資格取得を目指す際に、特に必要な受講資格や学歴による受講制限などはありません。

介護業界での従事経験も不問となっていますので、全く介護に対する知見がない方や異業種からの転職を目指したいという方であっても、問題なく資格を取得することが可能です。

ただし高齢者や認知症のクライアントなどの訪問介護をはじめとする介護保険制度に分類される介護サービスを提供するアテンダントとして従事することを希望している場合は、介護職員初任者研修の資格が必要となりますので、ご注意ください。

重度訪問介護従業者養成研修の内容

重度訪問介護従業者養成研修は基本課程・追加課程・統合課程と、行動障害支援課程の4種類となっています。

それぞれの研修で担当することができるようになるクライアントは、以下の通りです。

  • 基本課程……障害支援区分4もしくは5のクライアント。
  • 追加課程……障害支援区分6のクライアント。
  • 統合課程……障害支援区分4〜6のクライアントと、医療的なケアを必要としているクライアント。
  • 行動障害支援課程……重度の知的障害もしくは精神障害をもつクライアント。この研修を修了することで、強度行動障害支援者養成研修を修了したことと同義になります。

それぞれの研修では1日目に講義、2日目に演習や実習と筆記試験を行うというパターンが一般的です。

また重度訪問介護従業者養成研修のなかでも最も一般的な統合課程の場合は、3日目に指定重度訪問介護における実習として、実際に重度の肢体不自由に悩むクライアントの介護を体験します。

さらに医療的ケアを実際のクライアントに提供するまでには、一連の重度訪問介護従業者養成研修とは別に、看護師の指導のもとで喀痰吸引と経管栄養の実地研修を受けなくてはいけません。

重度訪問介護の資格。難易度はどれくらい?

重度訪問介護の資格を取得するためには、約3日程度の研修参加と筆記試験の合格が必要です。

筆記試験に対して不安な気持ちを抱く方も多い重度訪問介護従業者養成研修ですが、基本的には研修に対して主体的に参加することができていれば、問題なく回答することができます。

講義や実習の内容なども、特に介護に関連する資格や経験がなくとも分かるものになっていますので、難易度としてはそれほど高くありません。

安心して受講いただければと思います。

重度訪問介護の資格取得に必要な費用

重度訪問介護の資格をとるための研修は、都道府県知事がそれぞれの地域で研修を実施する事業所を指定していますが、研修を受講するための費用は、日本全国で統一されているわけではありません。

研修先を受講する場所によって費用差はありますが、一般的な相場では基礎課程と追加課程に関してはそれぞれ15,000円〜20,000円、統合課程は30,000円程度となっています。

難易度は決して高くない!重度訪問介護の資格取得&就職は、土屋グループがおすすめ!

重度訪問介護の資格を取得したいと考えている方や、介護業界への就職を検討している方は、株式会社土屋グループのキャンペーンがおすすめです。

介護資格スクール土屋ケアカレッジでは、日本各地で重度訪問介護従業者養成研修統合課程を実施中です。

受講後に土屋グループ内の事業所に就職していただける場合には、研修受講料を全額キャッシュバックするキャンペーンも実施しており、実質無料で重度訪問介護の資格を取得することが可能となっています。

特に重度訪問介護を提供しているホームケア土屋は2023年1月より47都道府県の全てで事業所を展開していますので、お住まいの地域や居住を希望する地域にほど近い事業所をすぐにご案内可能です。

重度訪問介護の資格に興味をお持ちの方は、お気軽にホームケア土屋や土屋ケアカレッジまでお問い合わせください。

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