「重度訪問介護の資格って難しそう」「筆記試験があるって聞いたけど大丈夫かな」——未経験だと、そんな不安が先に立ちますよね。結論からお伝えすると、重度訪問介護の資格(重度訪問介護従業者養成研修)の難易度は高くありません。国家試験のような難関ではなく、研修に参加して修了することが中心で、最短数日・未経験からでも取り組めます。
この記事では、難易度の実際と、取得までにかかる日数、つまずきやすいポイントと対策を整理します。なお、必要な資格や取り方の全体像は、別の記事(重度訪問介護の資格とは)でまとめています。
重度訪問介護の資格、難易度は高い?
なぜそう言えるのか、2つの理由から見ていきます。
国家試験ではなく「研修の修了」だから
必要なのは、都道府県知事が指定する「重度訪問介護従業者養成研修」を修了することです。受講に資格・経験・年齢・学歴の条件はありません。難しい受験勉強を積む必要はなく、研修に参加できれば取り組める、というのが大前提です(出典:厚生労働省告示第538号ほか)。
筆記試験はあるが、基本的な内容
研修では筆記試験が行われることが一般的です。ただし内容は講義に沿った基本的なもので、研修にきちんと参加していれば回答できる水準です。特別な前提知識がなくても理解できるように構成されているので、過度に身構える必要はありません。
取得までの日数・期間はどれくらい?
「働きながらでも取れる?」という観点でも、日数の目安を知っておくと安心です。
課程ごとの日数の目安
一般的な流れは、1日目に講義、2日目に演習・実習と筆記試験です。医療的ケアまで学ぶ統合課程では、3日目に実際のクライアント宅での実習が加わります。基礎課程・追加課程はそれぞれ1〜2日程度が目安です。短期間で修了できるため、仕事を続けながら受講する方もいます(出典:各研修事業者の公開情報)。
医療的ケアまで目指すなら、実地研修が別途必要
統合課程を修了しても、喀痰吸引などの医療的ケアをすぐに行えるわけではありません。看護師などの指導による実地研修や、認定の手続きが別途必要になります。手続きの流れや統合課程の中身は、次の記事でくわしく解説しています。
「難しそう」と感じる人がつまずきやすい点と対策
不安の正体を分けて見ておくと、必要以上に身構えずにすみます。
筆記試験が不安な人へ
試験は、研修内容の理解を確認するためのものです。受講者をふるい落とすための試験ではありません。講義に主体的に参加し、分からない点はその場で質問しておけば、十分に対応できます。
実技・医療的ケアが不安な人へ
介護の動作や医療的ケアは、演習や実地研修で手順を一つずつ確認しながら身につけます。最初から完璧にできる必要はありません。段階的に慣れていける仕組みになっているので、未経験でも着実に力をつけられます。
費用と、負担を抑える方法
費用の目安は、基礎課程・追加課程がそれぞれ1〜2万円程度、統合課程は3万円程度です(税込・受講先により異なります)。就労を条件にした割引や、自治体の補助で費用を抑えられる場合もあります。
まとめ|難易度を心配しすぎず、まず一歩を
難しそうという印象だけで諦めてしまうのは、もったいないところです。研修の日程や内容は受講先によって異なるので、気になる方は受講先や土屋ケアカレッジに相談してみるのがおすすめです。






