重度訪問介護ってなんだろう。札幌で資格取得＆就業を目指そう！

皆さんは、重度訪問介護という言葉を耳にしたことはあるでしょうか。

重度訪問介護は一般的な高齢者や認知症のクライアントに対する訪問介護とは異なり、重い肢体不自由や精神的・知的な障害をもつクライアントの自立した生活を支援するために、専門性の高い介護を提供するための福祉制度です。

障害支援区分4〜6に該当する18歳以上のクライアントの身体介護・生活支援・移動時の介護を中心にサービスを提供することで、クライアントが安心できる自宅や住み慣れた地域での日常生活を継続できるようにサポートしていきます。

介護業界でますます需要が高まっていくことが予想される重度訪問介護ですが、アテンダントとして実際に介護サービスを提供するためには、資格を取得しておく必要があります。

今回の記事では特に札幌で介護職に興味を持っていたり、一生役立つ資格を取得したいと考えている方に対して、重度訪問介護の基本についてご紹介していきます。

重度訪問介護の資格を札幌で実質無料にて取得できるキャンペーンのご紹介もしていますので、ぜひ最後までご覧ください。

重度訪問介護のはじまり

重い障害をもつ方々への福祉支援である重度訪問介護は、今から約半世紀前の1974年に東京都ではじまった「重度脳性麻痺者介護人派遣事業」という福祉サービスが原型となっています。

重度脳性麻痺者介護人派遣事業は、重度の脳性まひがあって自由に屋外活動ができないクライアントをサポートするために、現在の介護サービスでいうところの訪問介護に該当するサービスを提供するために設けられました。

その後、サービスの対象者を重度脳性麻痺に限定せず、重い障害を理由にクライアント自身や家族の力だけでは日常生活を送ることが困難な方に対して「全身性障害者介護人派遣事業」という形で介護サービスを提供してきたという歴史があります。

2006年には「重度訪問介護」という形で全国一律の福祉制度が整備され、重度の肢体不自由を持つ方に対するサービスの提供がはじまりました。

2014年に制度の対象者が、知的障害や精神的な障害を抱えている方にまで広がっています。

重度訪問介護の利用者数

重度訪問介護の対象者が知的障害や精神的障害をもつクライアントにまで拡大されてから2年が経過した2016年の調査によると、重度訪問介護を提供している事業所数は7,189ヶ所、利用者数は10,463人となっています。

しかしながら株式会社土屋グループの土屋総合研究所が2022年に実施した調査によると、関東7都県の間だけでも利用格差が最大18倍あることが分かりました。

重度訪問介護の利用者数が0人と回答した市町村も全体の約3割に達していて、まだまだ重度訪問介護の事業所が充足していないという現実が伺い知れます。

重度訪問介護を、必要なすべてのクライアントに届けるために

重度訪問介護の利用格差があるという現実を前にして、株式会社土屋グループでは2023年1月に、47都道府県での重度訪問介護の提供を実現しました。

土屋グループの中でも重度訪問介護を提供するホームケア土屋のサービス提供地域を47都道府県からさらに必要なクライアントが待つ市区町村へと拡充していくことによって、「重度訪問介護が利用したくても、事業所がない」と悩むクライアントがゼロになる社会の実現を目指しています。

【参照】
・重度訪問介護（厚生労働省）
・重度訪問介護、1都6県の利用格差が最大18倍。（PRtimes）

日本全国で重度訪問介護を

地域格差なく重度訪問介護を利用することができる社会の実現を目指して、株式会社土屋グループではグループ会社が一丸となって取り組んでいます。

もっとも大きな取り組みの一つが、介護人材の育成と就職の支援です。

重度訪問介護の人材育成

重度訪問介護を提供するアテンダントは、重度訪問介護従業者養成研修を受講しなくてはいけません。

これは重度訪問介護が、障害支援区分が4〜6に相当する重い肢体不自由や精神的・地底障害をもつクライアントに対する、専門性の高い介護サービスが求められる障害福祉サービスであるためです。

特に重度訪問介護従業者養成研修の統合課程では、ニーズの高い喀痰吸引の処置や経管栄養に関する知識も学ぶ内容となっており、重度訪問介護で働くための内容が全て含まれています。

株式会社土屋グループでは、重度訪問介護の必須資格である重度訪問介護従業者養成研修を学ぶことができる「土屋ケアカレッジ」の運営を行いながら、土屋グル―プに就業を希望される方に対しては授業料全額キャッシュバックのキャンペーンを行っています。

重度訪問介護に必要な資格を学ぶことができる場を日本全国に提供すると同時に、すぐに就職できる場所を提供することによって、優秀なアテンダントの方々が重度訪問介護で活躍することができる環境、ひいては必要なクライアント全員が重度訪問介護を利用することができる環境の構築に、力を入れています。

土屋なら、資格取得も就職も札幌市内で完結！

特に札幌市内や北海道内で「重度訪問介護の資格を取得して、介護の仕事を初めてみたい」という方や「介護業界は未経験だけど、重度訪問介護に就職を希望している」という方には、土屋ケアカレッジがおすすめです。

土屋ケアカレッジ札幌教室では、札幌地下鉄白石駅から徒歩3分の好立地で、重度訪問介護従業者養成研修 統合課程を開講しています。

研修に含まれる講義は毎週水曜日、演習は毎週木曜日に行うプログラム構成になっていて、講義はオンラインでも受講可能なシステムとなっています。

受講料は30,000円で、重度訪問介護で働きたいという気持ちがある方であれば誰でも受講することができます。

最短3日で取得可能な資格ですが、重度訪問介護に携わるのであれば必ず役に立つ資格となっていますので、興味のある方はぜひトライしてみてください。

もちろん就業支援キャンペーンも利用可能！

先ほどご紹介したように土屋ケアカレッジでは、介護に関係する資格研修を受講した後に土屋グループへの就職を希望する方を支援しています。

特に札幌市内に限った話でいうと、先述の重度訪問介護の資格を学べる土屋ケアカレッジ札幌校も、実際に重度訪問介護を提供するホームケア土屋札幌事業所も札幌市内に所在しています。

資格を取得した後、引っ越しなどの手間なくすぐにアテンダントとして就業することが可能ですので、興味を持った方はぜひお気軽に、ホームケア土屋もしくは土屋ケアカレッジまでお問い合わせください。