社会性、経済性そして人間性について
外村優樹(ホームケア土屋 九州南部)
「社会性、経済性、人間性」正直あまり考えたことがないテーマですが自分なりに考えみました。
「社会性」
調べてみると、集団の中で他人と上手くやっていく素質や能力とありました。
社会人として働いていく中ではとても重要なことだと思いましたが、「社会性」を個人ではなく会社として考えた時に、
「人や社会の役に立ち、感謝される仕事をする」
会社としての社会性があると思いました。
会社も社会の中で生き残っていくときには社会の役に立ち、従業員やクライアントが幸せになるような会社でなければならないと思います。
逆に社会的に問題がある会社は自然に淘汰されていくのだと考えます。
「経済性」
会社として生き残っていくには収益=お金はとても重要です。
しかし、そういってしまうとお金を稼ぐことが目的のようにとられがちですが、そこが目的ではなく、社員と会社の経済的な安定が目的であり、経営基盤が安定していなければ社員も安心して働くことはできませんし、クライアントへの良いサービスを提供することも難しくなると思います。
「経済性」の追求は私たちがクライアントの方々に継続したサービス提供を続けるために必要なことなのだと考えます。
「人間性」
調べてみると生まれ持ったその人の本質、気遣いや思いやりがある人ほど、人間性が高いとあります。
これは、アテンダントとして働く中ではとても重要な素質ですが、介護業界以外でも普通に生活していくうえで必要な素質であると思います。
生まれ持った本質とありますが、これは人とかかわっていく中で学び高めていけるものではないかと考えます。
「社会性、経済性、人間性」この3つのことについて考えてみましたが、自分の中ではこの3つはつながっていると思いました。
仕事をしていく中で「人間性」を磨き、会社に貢献する。
すると「社会性」につながり会社は社会の役に立ち、社会の中で認められる。
社会の役に立つことで「経済性」の向上につながり、従業員へ還元することができ、会社の経営基盤も安定する。
土屋はソーシャルビジネスを行っているので、結果として社会課題の解決につなげていくことができるのだと思います。
土屋も設立1周年を迎え従業員数も1200名を超えました。
ソーシャルビジネスを続けていくには会社の体力が必要ですし、多くのアテンダントの力が必要です。
これからも「小さな声」に耳を傾け、より社会に貢献できる会社、事業所作りを目指していきたいと思います。