重度訪問介護と訪問介護。介護業界で働くなら、どっちがいい?

重度訪問介護と訪問介護。介護業界で働くなら、どっちがいい?

アテンダントがクライアントの自宅に訪問する形で介護サービスを提供する仕事として、重度訪問介護と訪問介護という2つの仕事があります。

訪問型の介護サービスは、クライアントの生活に密着したサービスを提供することによって日常生活をサポートすることができる、やりがいのある仕事ですが、重度訪問介護と訪問介護では、仕事内容が大きく違ってきます。

そこで今回は、訪問型介護の仕事に興味がある方を対象に「重度訪問介護と訪問介護は、どっちがいいの?」という観点から仕事内容をご紹介していきます。

今後の介護キャリアを形成したい方や、介護業界で転職を考えている方は必見です。

目次

訪問型介護の意義

重度訪問介護と訪問介護の共通点は、どちらもクライアントの自宅を訪れて、日常生活を送るためのサポートを行うという点です。

特に日本は超高齢化社会を迎えつつあり、今後は今まで以上に介護施設が不足することが考えられます。

またクライアントにとっても住み慣れた自宅や地域社会の中で生活を続けることは認知症の予防や健康維持のための重要なポイントとなってきます。

そのためなるべくクライアントが自宅で日常生活を継続することは日本にとってもクライアントにとっても大切なことであり、訪問型介護は非常に社会的意義の高い介護サービスであるといえます。

重度訪問介護と訪問介護の違い

重度訪問介護と訪問介護では、サービスを提供する対象クライアントが異なります。

そのため自然とサービスの内容にも違いが生じます。

重度訪問介護のクライアント

重度訪問介護の対象となるクライアントは、原則として18歳以上の重度肢体不自由者、または重度行動障害のある知的障害者と精神障害者となっています。

障害支援区分が4以上と認定されており、障害者総合支援法で定められた条件を満たす人のみが利用することができます。

訪問介護のクライアント

訪問介護は、自治体による要介護認定で要介護1から5の認定を受けているクライアントが利用できるサービスです。

要介護度1の方は、身の回りのことは自分で行うことができますが、認知機能や運動機能に若干の衰えを感じるレベルといえます。

また要介護度5の場合は、介護度合が最高レベルで日常生活のほとんどに介助を要する状態です。具体的には排せつはおむつが必須で、水や食べ物もほとんど自力では呑み込めない状態です。

訪問介護はクライアントによって必要な介助レベルが大きく異なりますので、幅広い対応能力が求められます。

重度訪問介護の仕事内容

重度訪問介護の対象となるクライアントは、24時間の見守り体制を必要としている人がほとんどです。

そのためアテンダントは長時間(8時間から12時間程度が一般的)にわたってクライアントの自宅を訪問し、サービスを提供することになります。

提供する介護サービスの内容はクライアントの障害により様々ですが、大きく分けて以下の通りです。

  • 身体介護(入浴や食事、排せつ、着替えの介助など)
  • 家事援助(食事の準備や生活必需品等の買い物代行、洗濯、掃除など)
  • 移動介助(外出の準備と介助、移動中の介護など)
  • その他(生活に関する相談を受けたり、アドバイスをする。「見守り」など)

重度訪問介護の仕事内容の中でも特に特徴的といえるのが「見守り」です。

見守りは重度肢体不自由のクライアントの様子を見守っている時間や、精神障害や知的障害のクライアントから特に指示がない時間など、直接的な介護サービスを提供していない時間のことです。

もちろん見守り中の急変などで医療ケアが必要になったり、関係各所に連絡をとるような変化が起こることもありますが、短い時間でテキパキと介護サービスを提供する必要がある訪問介護と比較すると、クライアントにゆっくりと向き合う時間があります。

クライアントとの心の距離も縮まりやすく、関係性を深めながら仕事を行うのが、重度訪問介護の特徴といえます。

訪問介護の仕事内容

訪問介護を利用できるクライアントは要介護度によって必要としている介助が大きく異なりますので、クライアントに合わせた介護サービスを提供する必要があります。

具体的には以下のような介護サービスを提供します。

  • 身体介助(食事・排泄・入浴、身体整容(医療行為に該当しない血圧の測定や爪切りなども含む)))
  • 生活援助(掃除、洗濯、買い物、調理)
  • 外出介助(趣味のための外出の介助は不可)

訪問介護の内容は多岐にわたりますが、直接クライアントの援助に該当しない内容(家族分の食事の準備や掃除、来客の対応)や、日常生活の範囲を超える業務(窓やベランダの掃除、庭の手入れ、ペットの世話、大掃除、正月の準備 など)を行うことはできません。

また介護保険を利用する訪問介護は、最短20分から最長90分未満の中で提供することができます。

そのためアテンダントは1日に数軒のクライアント宅を回って、クライアントごとに介護サービスを提供します。

重度訪問介護と訪問介護。始めるならどっちがいい?

重度訪問介護と訪問介護ではそのサービス内容が大きく異なるため、どっちがいいかはご自身の適性からご判断いただくと失敗が少ないです。

一人のクライアントとじっくり向き合いたい方は重度訪問介護を、より多くのクライアントの助けになりたい方は訪問介護を選ばれることが多いです。

また重度訪問介護は医療的ケアに携わる機会が多くなりますので、将来的に介護業界でのキャリア形成を最優先に考えたい方は、重度訪問介護を選ぶ傾向にあります。

ホームケア土屋なら、研修の受講や資格取得をサポート!

重度訪問介護の仕事を始めたい方は、重度訪問介護従事者養成研修を受講する必要があります。

また重度訪問介護従事者養成研修に限らず、介護業界でステップアップを目指したり、よりよい介護を提供する上では、適宜研修を受講したり、資格を取得する必要があります。

ホームケア土屋では、グループ会社で行われる資格取得講座や研修の受講に対して支援を行い、条件を満たせば全額キャッシュバックなどのサポートを行っています。

今後も拡大が見込まれる介護業界で頑張りたい人や、重度訪問介護や訪問介護のどっちがいいかで悩んでいる方は、まずホームケア土屋までご連絡ください。

ホームケア土屋が全力でサポートさせていただきます。

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