大きなやりがいがある重度訪問介護。仕事内容を徹底解説。

重度訪問介護は、手足に不自由があり身体を動かすことが難しい方や、重度の知的障害もしくは精神障害をもつクライアントに対する障害福祉サービスです。

高齢者向けの訪問介護とは全く性質が異なる仕事内容で、介護業界経験者の人でも「重度訪問介護は未知の領域」と感じている方が少なくありません。

1回あたりの業務の長さやクライアントの性質から大変なことも多い重度訪問介護ですが、大きなやりがいを感じてアテンダントを続けている方が多いという特徴もあります。

実際に47都道府県で重度訪問介護を提供しているホームケア土屋でも、多数のアテンダントが重度訪問介護にやりがいを感じ、勤務を続けています。

今回は重度訪問介護のやりがいを中心に、その仕事内容を徹底解説していきます。

重度訪問介護は、どのようなサービスなの？

重度訪問介護は「障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律（障害者総合支援法）に定められた、障害福祉サービスの一種です。

常時の介護が必要な方であっても自宅で過ごすという選択肢が広がるように制定されています。

具体的には、アテンダントがクライアントの自宅を訪問して日常生活を送るためのサポートを行います。

サポートの内容はクライアントの健康状態や障害の性質によりますが、入浴や排せつの身体介護、独居のクライアントの買い物代行、移動や外出のサポート、また不測の事態に備えた見守りなど多岐に渡ります。

重度訪問介護の仕事内容は？

重度訪問介護を行う場合は、アテンダントがクライアントの自宅を訪問します。

クライアントは常時の見守りや介助が必要な人ばかりですので、アテンダントはクライアントの日常生活に関わる様々な介助を行います。

重度訪問介護は24時間制の障害福祉サービスを提供していますので、多くの場合は1回の出勤で8時間から12時間程度の勤務をこなす必要があります。

夜間も排せつの介助や床ずれ防止の体位交換をする必要があるクライアントに関しては、夜勤として業務にあたる場合もあります。

重度訪問介護はしんどい？

重度訪問介護は、1回あたりのサービス提供時間が非常に長いために疲労を感じやすい人も多いです。

元来の制度設計は、1人のアテンダントが8時間の勤務×3交代で24時間のサービス提供を想定しているような仕組みですので、クライアントにもよりますが1回の勤務時間が8時間から12時間になることもあります。

ただし重度訪問介護の大きな特徴として「見守り」の時間が挙げられます。

高齢者を対象にした訪問介護の場合は短時間の訪問で多くのタスクをこなす必要があるのに対して、重度訪問介護では業務と業務の間の見守り時間が発生します。

クライアントの要望にしたがって一緒にテレビを見たり、雑談を交わすなどといった見守りの時間は、クライアントとの関係を築くために大切な時間です。

夜間の勤務の場合も、排せつの介助や体位交換などの際に室温の調整や汗の確認を行う以外は見守りの時間となりますので、慌ただしく仕事をするというよりもクライアントの様子を伺いながら穏やかに関係性を深めていくようなイメージでいると良いでしょう。

重度訪問介護のやりがいは？

重度訪問介護は、クライアントの日常の全てをサポートする介護サービスです。

クライアントの生活の一部を共に送ることで、大きなやりがいを感じる方が多いという特徴があります。

重度訪問介護のやりがい①クライアントとの関係を築きやすい

先ほどご紹介した通り、重度訪問介護の業務では長時間にわたってクライアントと向き合います。

クライアントの自宅で生活をサポートする中で、訪問介護以上の関係性を築くことができますので、実際に重度訪問介護を担当しているホームケア土屋のスタッフも「心の距離が近くなれる」とやりがいを表現していました。

またクライアントの家族とも密に連携をとりながらサービスの内容を考えることが多く、クライアントの家族との関係も重度訪問介護の場合は非常に強固なものになるといえます。

重度訪問介護のやりがい②介護のスキルを上げることができる

重度訪問介護では、クライアントの障害や困りごとに対して、丁寧に対応方法を考えて実行していきます。

一人ひとりの障害に向き合いながら提供するサービス内容を調整する経験を通して「介護の実力に自信がもてた」「クライアントファーストの考え方ができるようになった」と感じている人が非常に多いです。

重度訪問介護のやりがい③深夜給や手当が支給される

仕事や勤務先を検討する上で非常に大きな判断材料となるのが、給与です。

重度訪問介護では介護職のなかでも、深夜給の支給が期待できる勤務スタイルとなっており、給与面を重視しながら介護業界での勤務を続けたい方には特に魅力的なやりがいであるといえます。

また重度訪問介護の中で必要になってくる喀痰吸引等の資格などを保有していると、資格に応じて資格手当が支給されることもあります。

クライアントのために尽くした努力が給与という形で評価されることに、やりがいを感じるアテンダントも多いです。

ホームケア土屋は、重度訪問介護のアテンダントに対する給与を大幅UP

株式会社土屋では、今後の日本にとって重要なサービスである介護業界全体のベースアップを牽引していきたいとの思いから、土屋で働く人々の給与を高めに設定させていただいております。

【参考】
介護事業者の平均年収：370万円
土屋介護スタッフの平均年収は：410万円

また介護の中でも重度訪問介護は、社会的意義のある重要な障害福祉サービスであると私共は考えています。

そのためホームケア土屋では、重度訪問介護を担当するアテンダントに対する給与を特に高めに設定しています。

給与という側面からもしっかりとやりがいを感じていただけるように、さらに介護業界全体の未来につながるような取り組みを、今後も株式会社土屋は続けていきます。

重度訪問介護のやりがいは情感的。重度訪問介護に興味をもったらホームケア土屋へ！

長時間の勤務や「重度」という言葉も重みから、介護業界の中でも近寄りがたい雰囲気ととらえられることの多い重度訪問介護ですが、そのやりがいには格別のものがあります。

介護サービスの中でも特にクライアントと一番しっかりと向き合う時間が多い重度訪問介護は、クライアントとの信頼関係の中で様々な介護技術を磨ける場所です。

ホームケア土屋では、給与面からも重度訪問介護にやりがいを感じていただけるようしっかりとサポートしていきます。

重度訪問介護に興味を持った方や、介護の仕事に興味がある方は、ホームケア土屋までお問い合わせください。