自分と仕事について~パイロットになりたいといった元少年の満足~ / 浅野竜二

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自分と仕事について~パイロットになりたいといった元少年の満足~
浅野竜二

自分と仕事について思い返してみると、一番初め、小さいころの夢は、「飛行機のパイロット」と、保育園の卒園アルバムに書いていました。

ですが、小学生のうちにそんなことは全く頭になくなり、学生生活を終えて社会に出るころには「やりたいこと」は何もなかったですし、仕事は、生きていくためのお金を得るものくらいにしか思っていませんでした。

35歳ころまで様々な仕事を経験しましたが、介護は身近にもなく、仕事として考えたこともありませんでしたが、当時介護の仕事をしていた知人から「介護っていい仕事だよ。」と言われて、求人誌で見つけた訪問入浴介護で介護の世界に初めて入りました。

元々、人一倍臆病で慎重な性格の自分からすると、ずいぶん大きな冒険だったと思います。

最初はお宅に入っていくこと、人に触れる怖さや緊張感が強くて、仕事になかなか慣れることができずに、数か月は我慢の日々でしたが、当時の所長をはじめ先輩方のおかげで辞めずに続けることができましたし、その所長がとてもアツい方で「訪問入浴は在宅で介護を受けている方たちにとっての娯楽なんだ」という言葉は自分にとって強烈で、介護という仕事が人の役に立つものだということを実感することができました。

また、人と深く関わる仕事であるため、対人能力という面でも自信がつき、成長することができました。それでも続けるうちに営業所の成績や結果などで悩みが大きくなってしまい、一度介護の道を外れて、40歳になってまた新たな仕事としてクリーニング業界を経験しました。そこでは会社の考え方、方針が自分には合わず、この会社が本当に世の中に必要とされているのかに疑問を持ち、やりがいも感じることができませんでした。

そんな中で、私的な都合により宮城県に引っ越すことになり、それを機に、ずっと頭の隅にあった「介護の世界に戻りたい」という思いを、土屋の重度訪問介護で叶えることができました。

「自分が自分の家で生活ができない」などということは想像もしたくないことですが、現に障害や難病などの理由で、「それができない方々がいる」ということに問題意識を持ち、それを解決するという土屋の目指すことは、自分が訪問入浴の時にも感じた、「人の人生に深くかかわるとてもやりがいのあること」だと思いました。ですが、その解決は簡単ではないことも実際に入社してみて分かりました。

それでも、支援によって自宅で過ごせる方が少しずつでも増えていくように頑張ります。人の役に立ち、社会に貢献できるこの仕事に関われることに、私は満足しています。

プロフィール
浅野竜二 ホームケア土屋 仙台

1977年熊本県で生まれたが、その後の人生のほとんどを埼玉県で過ごし、現在は宮城県大和町在住。
35歳の時に埼玉県で訪問入浴介護を始め、他業種を経て重度訪問介護を2022年より始める。

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