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iPadの音声コントロール / 雪下岳彦

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約3分

iPadの音声コントロール
雪下岳彦

前のコラムから、ずいぶんと間が空いてしまいました。

実は、昨年9月中旬から2ヶ月ほど入院していました。

脊髄損傷の人に多い坐骨部の褥瘡を手術するための入院でした。

しばらくの間、保存療法を続けていましたが、治すには手術が必要というアドバイスがあり、手術へと踏み切りました。

おかげさまで、とてもキレイに治していただき、穏やかな気持ちで新年を迎えることができました!

入院生活は大変でしたが、これまでの生活や環境などを見直すいい機会になりました。

以前、コラムで「iPadを活用せよ」を書きましたが、入院生活で大活躍してくれました!

特に重宝したのが、「音声コントロール」という機能です。

この機能は、その名の通り声でiPadを操作するものですが、思っていた以上に声だけで操作できて驚きました!

入院中はベッドで寝た状態で過ごす時間が長く、手が不自由な私は棒をくわえて操作するしかなく、位置調整などがけっこう微妙で病室で使うのはなかなか大変でした。

しかし、音声コントロールを使うことで、手を使わずにメールチェックやホームページ閲覧など大体のことができるようになりました。

以下のYouTubeを参考にしてみてください。

iPadOS15.4で日本語に対応するようになったアクセシビリティ機能《音声コントロール》の使い方20220315_#0673 

今後とも、ゆるりとよろしくお願いいたします。

プロフィール
雪下 岳彦(ゆきした たけひこ)

1996年、順天堂大学医学部在学時にラグビー試合中の事故で脊髄損傷となり、以後車いすの生活となる。

1998年、医師免許取得。順天堂医院精神科にて研修医修了後、ハワイ大学(心理学)、サンディエゴ州立大学大学院(スポーツ心理学)に留学。

2011年、順天堂大学大学院医学研究科にて自律神経の研究を行い、医学博士号取得。

2012年より、順天堂大学 医学部 非常勤講師。

2016年から18年まで、スポーツ庁 参与。

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