感情の後ろにある、「その人らしさ」に触れるための情報共有を~良いチーム作り~ / 知念 司

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感情の後ろにある、「その人らしさ」に触れるための情報共有を~良いチーム作り~
知念 司(ホームケア土屋 九州)

初めまして、コーディネーター見習いの知念司と申します。

前職は、病棟看護師として勤務しておりました。

重度訪問介護にこれまで関わることがなかったため、新たな気づきや、学びの多い毎日を過ごしております。

『良いチーム作り』とは何か?

『良いチーム作り』には、以下の2つが重要だと、私は考えています。

①アテンダント一人ひとりの企業理念の浸透。
②情報共有と話しやすい環境作り

まず1つ目は、『アテンダント一人ひとりが企業理念』を理解し浸透させ、実践することが重要だと思います。

弊社の企業理念

『小さな声に耳を傾ける』
『誰もが自分らしくあるために』

を意識して現場の支援に入ることで、クライアントの生活の質(QOL)を高めることができます。

重度訪問介護では、ALSや筋ジストロフィー等の肢体不自由の方々は、私達のサポートを必要としています。

重度訪問介護の支援現場では時折、理不尽に怒鳴る方もいらっしゃいます。

なぜ怒鳴っているのでしょうか?
最初は私もわかりませんでした。

私が最初に支援に入ったクライアントは、うまく言いたい事が伝えられず、望んだ結果が得られなかったりすると、すぐに怒鳴ったりする事が多い方でした。

重度訪問介護の現場に初めて支援に入った時に、クライアントからよく怒鳴られました。

同行支援を終え、独り立ちして支援に入った時の事でした。

クライアントが趣味の話をされていた際に、疑問に思った事を質問される事がありました。

「テレビでゴルフの試合がやってるか?」

と聞かれて、わからなかったのでわからない事を伝えました。

その後、ネットで検索して調べた内容を伝えると、驚いた表情をされ、「おう、ありがとう」と仰られました。

その時は「受け入れてもらえた!役に立てたんだ!」と思うと嬉しかったことを、今でも覚えています。

些細なやり取りですが、そんなやり取りを繰り返しているうちに、表情が和らぎ、怒鳴られることも減りました。

安心して過ごしてもらえるようになったようで、YouTubeで好きな音楽を流しながら歌う場面や、嬉しそうな表情が見られるようになりました。

『小さな声に耳を傾ける』『誰もが自分らしくあるために』を意識して現場の支援に入ること。

質の高いサービスを提供するために企業理念を浸透させ、同じ志を持つことは『良いチーム作り』に重要な要素だと思います。

2つ目は「情報共有と話しやすい環境作り」が、重要だと考えます。

私が最初に支援に入ったクライアントのお陰で、様々な事に気づかされ、情報共有をする事の大切さを身に染みて感じました。

クライアントが安心して自宅で過ごせるようにサポートする為に、大切な事が2つあります。

「介護技術」と「信頼関係」です。

介護技術は、回数をこなせば上達します。

信頼関係を築くには、介護技術も大切ですが、コミュニケーションをとることも大切です。

些細な会話でも良いのです!

クライアントの言動や表情、仕草を観察する事で様々な『気づき』が得られます。

クライアントの趣味、機嫌が良い時はどんな時か、不機嫌な時はどんな時か、コミュニケーションを通して、クライアントの事を知る事ができます。

些細な情報でも、共有する事で、他のアテンダントが支援に入る際に、信頼関係を築くためのきっかけになっています。

初めて支援に入る時は、誰でも不安なものです。

共有ノートの内容を確認したり、先輩アテンダントのサポートの方法を観察する事で、スムーズに支援に入る事ができます。

情報が多く集まることで、クライアントの生活の質が上がります。

そして、クライアントの負担や不安も和らげ、アテンダントも安心して支援に入れるようになる。

そのために、コーディネーターとして、良いチームを作れるよう、アテンダントとコミュニケーションをとり、話しやすい環境作りや、相談できる機会を増やしていきたいと思います。

以上のように『良いチーム作り』には、2つのことが重要だと考えます。

コーディネーター見習い中の身で、慌ただしいですが、視野が広がるような様々な気づきがあり、やりがいを感じる日々を過ごしております。

今後もホームケア土屋のチームの一員として『良いチーム作り』を意識してサポートしていきます。

プロフィール
知念 司 ホームケア土屋 九州

前職 病棟勤務の正看護師。
2018年 三学会合同呼吸療法認定士 取得。
2022年1月 株式会社土屋 入社。
実地研修(第3号)指導看護師。
妻と2人の子供と4人暮らし。
趣味は食べ歩き。

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