なんでも言える仲間作り~心理的安全性を働く皆に~
菊地雅也
ホームケア土屋郡山の菊地です。
重度訪問介護の仕事を始めて間もなく1年半が経とうとしています。
様々なクライアントと出会い、多くの経験をすることができ、日々新しい毎日を過ごすことができています。
ホームケア土屋郡山は重度訪問介護のクライアントのほか、居宅介護のクライアントが多い事業所です。
郡山のアテンダントは1日のシフトの中に居宅介護のお宅を訪問し食事を作り(家事援助)、その後重度訪問介護の現場へ移動して支援を行う。また、重度訪問介護の支援後に居宅介護の支援先へ訪問し身体介護を行うなど、様々なシフトに対応してもらっています。
1日に複数のクライアント宅を訪問することもあり、移動時間や空き時間が発生します。アテンダントにとって「働きやすい環境なのか?」「言わないけどシフトだから仕方なくやっているのかな」と考えてしまうこともあります。
支援の悩みや不満に思うことを、誰かに相談しやすい環境は作れているのか。
アテンダント間だけでなく、上司とのコミュニケーションが十分に図れているのか。できるだけ耳を大きくしていなければならないと思っています。「土屋に就職してよかった。知り合いにも紹介したい!」と感じてもらえる雰囲気作り、風通しの良い職場環境作りをすることが必要だと日々感じています。長く働ける環境を作っていくこと、退職者を減らすことで郡山事業所の介護の質を維持できると考えます。
自分が「良い」と思う環境でも他人にとっては「不快」かもしれません。「相手の気持ちを思いやること、相手の立場に立って考えること」はクライアントだけに向けるものではなく、「一緒に働くアテンダントに対して」も気にかけなければいけないと思います。
自分の思いを語り合うことを通じて、互いの考え方への理解を深めるとともに、受容的な豊かな人間関係や仲間作りを進める、思いやりの心や分かり合える喜びを共感するために、うわべだけで相手を判断せず、行動や思いの背景にあることを考えるなどの姿勢が必要だと思います。相手を思いやり、よい職場環境作りができればアテンダントの質の向上やクライアントへの支援にも生かすことができるのではないか。目指すところは高いかもしれませんが、一歩ずつ歩みを進めていきたいと思っています。
◆プロフィール
菊地雅也 ホームケア土屋 郡山
20歳から約22年間介護老人保健施設、特別養護老人ホーム、地域包括支援センターで勤務(主に生活相談員、介護支援専門員として働いていました)
資格:介護福祉士、介護支援専門員、
ガス、アーク溶接、フォークリフト運転免許(製造業の時にとりました(笑)