新しい車いす / 雪下岳彦

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新しい車いす
雪下岳彦

10年ぶりくらいに、車いすを新しくしました。

日進のRedwood Ⅲという国産車で、ティルト機能が付いています。

https://www.wheelchair.co.jp/products/article/レッドウッド_3

これにヤマハの電動車いすユニットをつけました。

https://www.yamaha-motor.co.jp/wheelchair/lineup/jux-plus/

ティルトとは、背もたれと座面の角度を変えずに斜めに倒す機能のことです。

背もたれだけ倒れるのはリクライニングですが、リクライニングは座位の姿勢が崩れやすいので、私のように自力で座位保持が難しい人の褥瘡予防にはティルトが望ましいです。

ちなみに、この車いすはティルトとリクライニングの両方をつけられます。

私はリクライニングはあまり使いませんが、一応両方つけています。

ティルトをつけると車いすが大きくなりがちですが、これはかなりコンパクト!

今乗っている車いすと座面の高さはほぼ同じなので、家の車への乗り込みも大丈夫でした。

前後長は少し長くなった感じですが、幅は狭くなったので、移動性はいいです。

モジュラー式で体に合わせたパーツやサイズに交換できるので、非常にいい車いすだと思います!

ティルト機能で、車いすに乗ったまま除圧ができるようになったので、車いすに乗れる時間が増やせます!

長時間の外出時でも、ティルトがあると、安心ですね。

けっこう倒すことができるので、眠れそうです。

もう若くないので、無理せずに様々なテクノロジーを活用して、体への負担が少ないエコライフでいこうと思います。

プロフィール
雪下 岳彦(ゆきした たけひこ)

1996年、順天堂大学医学部在学時にラグビー試合中の事故で脊髄損傷となり、以後車いすの生活となる。

1998年、医師免許取得。順天堂医院精神科にて研修医修了後、ハワイ大学(心理学)、サンディエゴ州立大学大学院(スポーツ心理学)に留学。

2011年、順天堂大学大学院医学研究科にて自律神経の研究を行い、医学博士号取得。

2012年より、順天堂大学 医学部 非常勤講師。

2016年から18年まで、スポーツ庁

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