「オジサン」「オジサン」言われても、あえて絵文字を使います!~良いチーム作り~
前波 優(ホームケア土屋 九州)
重度訪問介護に従事する前は、病院や施設に勤めていました。
その頃は、出勤する場所は毎日同じで、シフト制ではあっても、職場の仲間と顔を合わせることが当たり前でした。
ホームケア土屋に比べると、施設職場の方が誰かと顔を合わせる機会が多いので、人間関係で悩んでいる人は多かったように思います。
しかし、「顔を合わせる事の大切さ」を現在は痛感しています。
病院や施設に勤めていた頃は、定期的に飲食を共にする為に、私は幹事をすることが多かったですね。
フライングして有志で0次会からスタートしたり、2次会はカラオケ、ラーメン店を入れたりすると5次会ぐらいまで行くこともありました。
今となっては、日時を決めたり店を予約したり…という手間が懐かしいし、大事なコミュニケーションの場でした。
「良いチーム作り」の為に1番重要な事は、ありきたりですが、「コミュニケーション」だと思います。
コミュニケーションの方法は、対面での会話、電話での会話、SNS等があります。
ホームケア土屋では直行直帰のお仕事で、対面での会話は、これまで勤務していた施設や病院のような環境より圧倒的に少なくなりました。
直行直帰の良さも、私は感じていますが、コミュニケーション不足にならないように、配慮が必要です。
更にコロナ禍になり、直接会う回数も減りました。
何も気にせず会えてた時には気付きませんでしたが、顔を合わせてミーティングをしていた時には、沢山の情報を得ることが出来ていました。
合わせて配慮が必要なのが、「孤独を感じさせないこと」です。
単純な業務連絡などはSNSでも良いと思います。
便利ですし。
しかしSNSばかりだと、冷たく感じられることもあると感じています。
そこで私は、「オジサンと思われても構うもんか!」と、意図的に絵文字を活用しています。
少しでも、文章の印象が柔らかく感じてもらえたら幸いだと思っています。
身近な人にお勧めしているのは、時々の電話です。
電話をかけすぎるのも、煩わしく思われる可能性もあるので、気を付けています。
同じ話しでも、伝わり方は全く違ってくると思います。
良いチームとはどんなチームかと考えたら、「人間関係が良いチーム」です。
良くする方法はコミュニケーションだと思いますが、反対に、悪くなる要因を考えてみました。
人と人の関係が悪くなる要因は、「説明不足」だと思います。
説明が不足すると、相手が何を考えているのか分からず、相手の言動の意図も理解できません。
同じことを伝えるにしても、自分の事を理解している人から言われるのと、自分の事を理解してくれていない人から言われるのでは、受け止めかたは変わってきます。
目には見えない難しいことですが、単純に、皆で笑っていたいですね。
プロフィール
前波 優 ホームケア土屋 九州
22歳の時に看護助手として療養型病棟で介護を始める。
3年後に独学で介護福祉士を取得。
特別養護老人ホーム(従来型)、特別養護老人ホーム(ユニット型)、救護施設を経験後2018年に重度訪問介護に従事し始める。
趣味はスポーツ観戦(特にNBA、格闘技)