あなたの信頼できる人に、あなた自身がなってみよう~良いチーム作りとは~
川田貴之(ホームケア土屋 沖縄)
「チーム作り」とは、会社などの組織の中で、特定の目的のために集められたメンバーで、集団を構成することを意味します。
また、その集団がうまく機能し、目的達成のために協力していくこと、協力できるような体制にすることも、チーム作りの一つです。
複数の人が集まるだけでも、チームを作る事は可能です。
しかし、『良いチーム』とは、単に集まったというだけでは良いチームとは言えず、チームとして機能しなければ、意味がありません。
『良いチーム』とは、個人個人が目的を正確に理解し、目的を達成するために、どんな課題があり、その課題に向かってチーム全員が、同じ方向に向かって進んで行くことも、良いチーム作りの一つだと考えています。
また、チームとは、同じ目的・目標だけで結ばれているだけではなく、信頼関係でも結ばれている必要があります。
同じ方向に向かって走り続けるためには、メンバー1人1人が信頼を持って協力をして業務に取り組まなくてはいけません。
では、信頼関係とはどのような関係なのでしょうか?
私が思う仕事上での信頼関係とは、
「気兼ねなく業務、悩みの相談ができる」・その都度、仕事の進捗や課題などの「報連相がしっかり取れている」・お互いの得意、不得意を理解し「フォローができる」等の関係が、やはり大事ではないか、と考えております。
この様な、信頼関係を築くためには、
・『心を開いて関心を持ちコミュニケーションを密に取る』
仕事との話はもちろん何気ない話でも相手に関心をもちコミュニケーションを取る事。
・『常に相手の立場になって話しを行う』
相手の状況や立場を理解しているからこそ、細やかな気配りや、多方面で相手のことを理解しようとする事によって、相手の感情・気持ちといった、見えにくい部分まで配慮する事ができます。
・『約束を守る。』
信頼関係を築く上で何よりも重要なのは、約束を守る事で少しの約束でもしっかりと守り一つ一つ積み重ねていくことで、信頼関係の構築に繋がります。
信頼関係は、築くまでの道のりがとても長いですが、一方で、関係が崩れるのは一瞬です。
この様に、一緒に仕事をして、仲間とのコミュニケーションの機会を少しでも多くもち、どのような意見を持っているか、お互いに理解し共感を深めていくこと、約束したことはしっかりと意識する事が、大事だと思います。
良いチーム作りができたら、さらに大きな成功へと繋がり、仕事に対する充実感、向上心も芽生えます。
良いチームを作るために、メンバーそれぞれが高い目標意識を持ち、ピンチの時ほど物事をポジティブに捉え、チーム一丸となって困難をも乗り越えていくことを意識する事から、始めていきましょう。