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介護職やってきての悩みとは~介護職あるあるをあらかじめご紹介~ / 小林義男

介護職やってきての悩みとは~介護職あるあるをあらかじめご紹介~
小林義男

介護職が抱えやすい悩みは4つあると思います。

一、腰痛等の身体的負担

ニ、同僚、利用者様との人間関係

三、様々な環境に適応すること

四、人手不足による業務過多

私は、23歳から介護を始めて13年くらいになります。

それまで様々な形態の介護職をやってきました。私が今まで介護職を続けてきた中で感じた悩みから、お話できればと思います。

私の介護職は、訪問入浴支援員として始まりました。

当時は、どのような仕事を行うのかもあまり分かっておらず飛び込んだ感じです。実際に訪問入浴員として業務を行って、最初は動きも分からず無駄に体力だけが奪われ周りもみえず、「介護をやっている実感」は、正直ありませんでした。

だんだん慣れてきて感じたことは、形態にもよりますがボディーメカニクスが非常に重要だということでした。身体をうまく使わないと、すぐに腰を傷めてしまうからです。

始めて3ヶ月頃、私は腰痛に悩まされ、このまま介護を続けるのはどうなのかと悩みました。その時、ボディーメカニクスのことを知り、先輩社員にも相談しながら腰痛も改善され、続けることができました。

あの時ボディーメカニクスに出会えたことや、周囲に相談できる仲間がいたからこそ今でも続けられていると思います。

それから訪問入浴を6年、次にデイサービスを3年、サ高住(サービス付き高齢者向け住宅)を3年経験しています。

デイサービスでは、介助量より利用者様とのコミュニケーションが重要になりました。

どのように話を広げていけばいいのか、利用者様に楽しく過ごしてもらうにはどうしたらいいのか等、利用者様との関係性構築に悩まされた記憶があります。

その当時は管理者としても業務を行っており、利用者様に対してだけでなく、職員との関係構築にも試行錯誤していたことを思い出します。

サ高住では施設なので今ままでとは違い時間で動くスタイルなので、環境に適応するのに時間がかかりました。訪問等と違い、同じ空間で仕事することから職場での人間関係、利用者様との人間関係には気を配っていました。

一度関係性がギクシャクすると、全体の雰囲気にも影響しますので、自分自身の言動を考えながら仕事をしていたと思います。

介護職は幅広い年代の人や多職種、価値観の違う人と連携して仕事をしなければならないため、トラブルが起こりやすいと思います。

介護の仕事は一定レベルの知識や技術がなければできない仕事で、就職後は上司や先輩職員からの指導を受けたり、研修を受講したり、スキルアップしていかなければなりません。そのため就職後に「仕事が覚えられない」「うまく介護を行えない」といった悩みを感じることはよくあるようです。

私の今までの経験した悩みを紹介してきましたが、個々に抱える悩みは多様ですので一概にこれだけとはいえません。

おそらく介護職の悩みは全部が消えることはないですが、その悩みとうまく付き合っていく必要があると思います。

プロフィール
小林義男 ホームケア土屋 関東

出身地:茨城県
趣味:スポーツ観戦
保有資格:ヘルパー2級、介護福祉士、社会福祉主事

スポーツ全般やることも好きですし観戦するのも好きです。
最近またできる範囲ですが健康も考えバレーボールを始めました。
仕事も趣味も全力でできればと思います。

050-3733-3443