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初めて踏み込んだ介護職 / 仮屋泉

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約3分

初めて踏み込んだ介護職
仮屋泉

はじめまして。

ホームケア土屋鹿児島で、コーディネーター兼管理者として従事させていただいております。

仮屋と申します。

今回は私が実際に未経験から入職し体験し、感じたことを基に書かせていただこうと思います。

私がアテンダントとして介護の世界へ飛び込んだのは、買い物中ばったり逢った音楽仲間との世間話から、土屋を紹介してもらったのがきっかけでした。

(紹介してくれた方は現在も共に働かせてもらっている仲間です)

それまでの私の職歴は「運送業」「飲食業」「接客業」等の、介護とは無縁の職業ばかり。

当時の私が抱いていた介護職のイメージは「きついし汚いし大変」とよく言われるようなもので、自分が携わるとは想像すら出来ない世界でした。

そしてなにより

「自分には介護の仕事は”絶対に”向いてない」

ずっとそう思い続けていました。

ですが、それ以上に、当時の暮らしに何ひとつ満足していなかった私は、思い切って新しい業界へ飛び込んでみることにしました。

「やってみて本当に自分に合わなかったら、その時また考えよう」

そのくらいの気持ちだったのを覚えています。

無資格、未経験からのスタート。

人様の命と生活を預かるプレッシャー。

重度の障害をお持ちの方へのケアが、本当に自分に勤まるのだろうかという不安。

正直、そんな簡単には勤まらないだろうと感じておりましたので、その気持ちも素直にお伝えした結果、まずは非常勤として少しずつ携わらせていただくことになりました。

実際に支援に携わらせていただくと、先入観を越えた現実が見えました。

「自分が知らないだけで、障害を持ちながらも生活をされている方が、実はこんな近くにいたんだ」

と、率直に感じたことを覚えています。

支援に入る度、思っていた通りの現実や、訪問が故に想定していたそれ以上のしんどさのようなものを感じ「これ、続けていけるのか…?」正直そう感じる日もありました。

ですが、ある日「クライアントは多くを望んでいるわけではなく”何気ない日常”を望んでいるだけなんだ」という事に気付きました。

そして、それまでの私は接客業の経験も長かった為、クライアントに対し、どこか「お客さん」のような感覚で接していることに気付きました。

それからは少し肩の力を抜き「同じ目線」を意識した支援をさせていただくことで、クライアントと良い関係性を築くことが出来たのではないかと感じております。

「やってみて、本当に自分に合わなかったらその時また考えよう」

そんな事を考えながら土屋へ入職し、介護の世界へ飛び込んだ私が重度訪問介護に携わらせていただき始めてから、気付けば約2年の月日が経っていました。

自分に合っていたかどうかの答えは未だにわかりませんが、様々なことを業務を通じて日々勉強させていただいております。

そしてこれからも、関わらせていただくクライアントとアテンダントのみなさんが「何気ない日常」を過ごしていけるよう、尽力していこうと思っております。

プロフィール
仮屋泉 ホームケア土屋 鹿児島

出身地:鹿児島県鹿児島市
趣味:音楽鑑賞、楽器演奏

2021年に無資格、未経験で土屋入職時から介護職に就き、現在に至る。

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