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「実際に会う」ことの大切さと、情報量 / 中川龍嗣(ホームケア土屋 九州)

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「実際に会う」ことの大切さと、情報量
中川龍嗣

新年明けましておめでとうございます。皆さま暖かくお過ごしでしょうか。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

コロナ禍において、社会全体で急速な「デジタル化」が進められており、多様な働き方でテレワークや、メール、チャットツールがメインのコミュニケーション、情報共有の場が増え、いつでも気軽に送れるのは結構なことですが、「細かいニュアンス」が伝わりにくくもなっています。

私達の仕事は、会社に出勤する事なく支援先へ「直接」出向き、支援終了後は直接帰宅、一見すると、「会社に寄らなくていい」、「時間を効率よく使える」、「会社への出勤が無いので同僚や上司の目を気にせず働ける」など、直行直帰はメリットが多い働き方になりますが、デメリットもあります。

長期間、メールや電話、オンラインのみで、同僚や上司と対面でも会わない事もあり単独行動を余儀なくされ「孤独感」を感じやすく、自己管理能力を大きく求められます。

メールや電話、zoomなどの通信手段は便利ですが、何から何まで便利な通信手段に頼るのはよくありません。

直行直帰と同様にメールや電話のコミュニケーションにも、メリット・デメリットがあります。

【電話】

・相手に早く連絡が取れる・文章ではなく口頭でやりとりし相手に伝えることができる。

・電話は複数人コミュニケーションや情報共有に向いていない。

・どちらも相手の顔が見えないことからコミュニケーションに齟齬が生じやすい。

・表情を見ずに、声だけでコミュニケーションするため、意図が正確に伝わりにくく、表情が見えない分、ミスコミュニケーションが起こりやすい。

・複雑な内容を伝えたい時、視覚情報がない電話だけでは、伝えたい内容を正確に伝えるのが難しい。

【メール】

・データで記録を残す事ができ、証拠やエビデンスとして活用することができる。

・電話が掛けにくい時間帯でもメールなら気にせず送信しやすい。

・メールは一度書き終えてから推敲することができる。

・複数人への伝達ができる。

・タイムラグがあり、リアルタイムでのやり取りが困難。

・表情が見えないので相手の反応がわからない。

・要点が正確に伝えにくい。

デジタル化の背景で、「孤独な環境や時間」も作られており、業務に関わる報告や連絡のみになりやすく、雑談するなどの機会が減少し、コミュニケーション不足も出ています。

こんな世の中だからこそ「実際に会う」という事が重要ではないでしょうか。

オンラインでの対面はデメリットも多いですが、ゼロにするのは要注意で、対面でしか感じる事や伝える事ができないメリットがあります。

オンラインや、電話での面談でも相手の様子はわかりますが、対面から得られる情報量はそれ以上で、対面すればオンライン面談ではわからない、その場の空気を通した具体的な雰囲気がわかり対面者も同様です。

対面でのコミュニケーションを取る事で、お互い余裕を持って話し合う事ができ、相手の態度・表情・振る舞いがわかります。

会いに行くのは、「熱意と誠意がある証拠」でもあり、重要な場面では、やはり対面が一番なのだと感じます。

現代の課題でもある「デジタル化の孤独な環境増加」でのコミュニケーション不足を解消し、直行直帰のメリットを最大限に活かしつつ、気軽に相談できる環境作り、電話、対面でフォローしながら、距離感も大切にしコミュニケーションを取る事で不安も解消していき、一人一人ゆとりがある環境化で働く事で現場で物事を判断する能力も向上していくと思います。

オフラインでの対面はコロナの状況や移動距離、時間、費用も掛かりますが、適切な範囲内でこれからも「実際に会う」を第一に念頭に置き、コミュニケーションを大切に行動していきたいと考えております。

プロフィール
中川龍嗣 ホームケア土屋長崎

1983年、長崎生まれ、長崎育ち
趣 味:映画鑑賞、娘と散歩
資 格:介護福祉士 危険物取扱者乙4

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