翼の折れた君へ~小さくも大きな志を~
佐藤あい子
こんにちは。ホームケア土屋関東でコーディネーターをしております、佐藤あい子と申します。入社して一年ちょっと、日々の仕事に悪戦苦闘しつつも、前に前に少しずつ前進しています。
今回は、私が改めて気づかされたことを、ここで伝えてみようと思います。
私が入社してから少し後に入社した、ある男性アテンダントがいます。
彼は、たった一人で、あるクライアントを守り続けてくれていました。これは、並み並みならぬ精神がなければできないことだと、痛感します。
しかし、その彼が先日、足に大きなけがを負ってしまいました。
交通事故です。
幸い、大事には至りませんでしたが、現在オペを控えています。
先にお話しした通り、そのクライアントの支援は、彼しか入っていなかったため、ご家族にお願いをして、なんとか調整がつきました。
ただ一つ、彼は
【自分しかいないんだ!!!】
【ここまで守ってきたものを絶えさせたくない!!】
と、打ちひしがれていました。
悔しかったんだと思いますし、譲れない何かが、芯があったんだと思います。
ふと、私は、アテンダントからスタートし、コーディネーターに昇格し、自分では務まっていた気持ちで、満足して…何のために、何を志としてコーディネーターをしていたんだろう、守るべきものは、クライアントだけではなく、目の前で、ここまで孤独にクライアントに向き合い、戦っている仲間こそ、失ってはいけない「価値」なのではなかろうか。私は、守れていただろうか。今、大事なことに気が付きました。
今、私は・・・
彼に何ができるのだろう。
彼がクライアントをケアできるステージに戻れるまで、紡いであげられる言葉は何だろう。
彼は若干、気障な性格の持ち主、かつ、若干がんこちゃんなので(笑)
【君の折れてしまった翼ー!早く良くなれー!!】
…これ位にしておきます(笑)ほんと、早く元気な彼の姿を見られる日が待ち遠しいです。
私は、今日も今の仕事に…大満足です!!!