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僕が強く望むこと
高橋誠人(ホームケア土屋和歌山のクライアント)
僕は重度訪問介護のサービスを使っていて思う事があります。
あなたが使えるサービス時間数はこれが限界ですって言われる事があります。
確かにこの時間数が限度かもしれないけど、やっぱり限られた時間の中では、アテンダントさんと一緒に岐阜県や東京オリンピックにも行けない、旅行にも行けない。
これってなんのための支援計画なんですかって思うときさえもあります。
これが限界って言うけど、もっと福祉行政の人も国会も障害者の事を、障害者の気持ちになって考えてもらいたいです。
障害者が限られた時間数の中で行く場所とか、僕とかやったら車椅子ダンスのレッスンに行ってて、やっぱり車椅子ダンスのレッスンが終わった後で先生とゆっくり話をしたいときもあります。
あと先生とご飯も食べたいなぁと思うこともあります。
先生が遠くの方でイベントに出ることもありますが、その応援にも行きたい時もあります。
そんな時、やっぱり僕はいつも思います。
限られた時間数の中で、アテンダントさんのサポートを使って一緒に出かけられる1日の時間数を制限されるとしんどいときもあるし、やっぱりせめて1日何時間までって言う縛りを僕はなくして欲しいです。
これが僕から見た重度訪問介護サービスの目線です
プロフィール
高橋 誠人
和歌山県出身 平成3年生まれ 30才
株式会社土屋・ホームケア土屋和歌山のクライアント
生まれつき脳性麻痺、左腕がない。
特別支援学校を卒業し、車椅子ダンサーを目指しレッスンを受ける。
この1年ほどホームケア土屋の支援を受けるようになり、現在は月二回17時間を利用してホームケア土屋和歌山のアテンダントさんと出かけるのが待ち遠しい。
いろんなことにチャレンジ中