私が介護の仕事を始めた理由 クライアントから溢れている「伝えたい」気持ちをどこまでも拾いに行きます!~未経験からトライした介護の実際~ / 永田健一

私が介護の仕事を始めた理由 クライアントから溢れている「伝えたい」気持ちをどこまでも拾いに行きます!~未経験からトライした介護の実際~
永田健一

こんにちは。
株式会社土屋・ホームケア土屋 長崎の永田健一と申します。

介護経験年数は8年目になりました。
以前は医療機器の営業をしており、手術に必要な器械、消耗品の準備と紹介などをしておりました。

とてもやりがいのある仕事でしたが、30歳を迎えた時に、ふと違う世界にもチャレンジしたいと考え、何も考えずに医療機器屋を退職しました。

あとさきのことを考えずに退職したのは、今思い返すと無謀だなと我ながら思います。

チャレンジしたい気持ちはありましたが、何をしたいのかがはっきり決められず半年が過ぎた頃、営業時代にお世話になっていた看護師さんから電話がありました。

看護師:『永田君、今何か仕事してるの?』
私:『何もしてないです』
看護師:『わかった!すごく良い仕事があるから紹介するね!』

この電話が介護を始めたきっかけになりました。

紹介して頂いたのは重度心身障害児病棟で、重度の身体障害と重度の知的障害が重複している方が病棟で生活をされており、その方々の移動や食事、入浴、排せつなどをお手伝いをするお仕事でした。

クライアントによって病気の種類、症状の進行度は異なるため、適切なケアが必要で、介護未経験の私は勉強の日々。

その中で感じたのは、介護の仕事は技術力、知識力などが必要ですが、「最も大事なのはコミュニケーション力だ」と考えておりました。

というのも、クライアントは、相手に何かを伝えたくても、うまく伝えられなかったりします。

初めの頃はなかなかスムーズにやりとり出来ないこともありましたが、日々接し、観察・傾聴していくことで、クライアントの表情、視線、口元のわずかな動きから想いが理解できるようになりました。

毎日が充実していました。
これが出来たのはクライアントの笑顔があったからこそだと思います。

介護の仕事は本当に素晴らしいです。

今はホームケア土屋 長崎のコーディネーター兼管理職に就いて働いています。
在宅生活を目指すものの、重度訪問介護サービスの存在自体をご存知でない方々が多くいらっしゃるとお聞きします。

私は今後も重度訪問介護を知っていただく為に動いていきます。

皆様、一緒に協力して介護業界全体を盛り上げていきましょう!

◆プロフィール
永田 健一 ホームケア土屋 長崎

所属 ホームケア土屋長崎

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