1対1の仕事だからこそ得られること~表層的でない、人類共通の「やりがい」のために~ / 下村菜月

1対1の仕事だからこそ得られること~表層的でない、人類共通の「やりがい」のために~
下村菜月

一般的に介護の仕事は、高齢者や障害を持つ人々の生活支援や日常生活のお手伝いを行う仕事です。具体的には、食事や入浴の介助、身体介護、排泄のお手伝い、家事や洗濯などの生活支援などのサポートなどが含まれます。 

介護の仕事は、高い人間性や思いやり、人同士ですから、忍耐力はもちろんコミュニケーション能力が求められます。

働いていく中、時には身体的な負荷やストレスもあるため、体力や精神的な強さも必要とされるでしょう。

重度訪問介護は1対1のケアやサポートを提供するのがほとんどです。

例えば、特定の利用者に対してその方のニーズに合わせた介護や支援を行っていきます。

そのため、上記にも挙げているようにコミュニケーション能力や思いやり、忍耐力などがより重要となります。

人とのかかわりは簡単なようで難しく、ニュアンスや受け止め方で感じ方も様々です。その中で、従事している中で客観的にも、自分の中でもクライアントとの“合う・合わない”など出てきます。

そんな中でも支援に介入していく中で信頼関係を築き、その人の生活の質を向上させることが大切だと日々感じます。

人間なので、ウマが合うなど相性は様々であり、こちらが良くともどんな場面で相手から受け入れられないことも、現場では無くはありません。

私は、その中でもそのような経験をマイナスに捉えずに、糧として自分の様々な視野を多角的な角度から見つめ、コミュニケーションの手法を学べる機会だと捉えています。

その人との関わりを通じて、自分自身も成長や学びがあることが多いのです。このように1対1の仕事はやりがいを感じられる場面でもあります。

皆さんも現場で、様々な体験をさせて頂くことが多いかと思います。

そんな中の体験をどのように捉え、自分の成長、出会いに繋げれるよう考え方など見つめ直す機会になればと思います。

◆プロフィール
下村菜月 ホームケア土屋 久留米

福祉大学卒業後、バイト先の寿司屋に就職。退職後ご縁があり重度訪問に従事し、前会社含め約四年半になります。
趣味は旅行や食べ歩き
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