仕事探しの結果は…?
渋谷舞衣子
私が前職(飲食業)を辞めた原因は、新型コロナウイルス感染症の流行でした。
新型コロナウイルス感染症が流行し始めた時期に勤務していたお店では、感染症の影響により来店者数が減少、そのことによる売上の減少、食材の管理、従業員の勤怠管理など頭を悩ます事が多く、いつ感染症の影響が落ち着くのか先が見えず憂鬱でした。
お店は、閑古鳥が鳴いている状態=開けるだけで赤字の毎日。
更に営業時間の短縮やソーシャルディスタンスを保つための客席減少も始まり、売上はますます下がる一方でした。
そしてタイミングも悪く賃貸料金が上がることになり、閉店も視野に入れなくてはいけない状態でお店を開けていました。
そこで、当時一緒に勤務していた従業員と話し合い、売上アップに向けて奮闘しました。
先ずは、新規のお客様を呼ぶ事も大事でしたが、常連客を大事にすること。
そして売上が上がる土日は客席稼働率をアップさせるため、客席の回転数を上げたり、チラシを作ってポスティングを行い、テイクアウトにも力を入れたりと工夫をしていました。
ですが…残念な事に閉店を余儀なくされました。
それでも悲しんではいられず、先ずは仕事を見つけないと、収入が無く生活出来ない。
求職活動では様々なツールを使い、失業手当の申請のためハローワークにも通いました。
職種にもよりますが、求人情報の減少や書類を郵送しても面接の連絡が来ない等、ここでも新型コロナウイルス感染症の影響があり、転職活動も厳しい状態でした。
感染症の影響で失業した人向けに設けられた失業保険の特例を使って転職活動を頑張っていましたが、ハローワークの面談の時に「職種を変更してみてはどうか」と提案がありました。
それが介護のお仕事でした。
介護の仕事ついて詳しく知らず、3Kのイメージが強く、「ネガティブな印象」でした。
自分で介護について調べると、介護にも様々なサービス形態や施設形態がある事を知り、中でも在宅で医療的ケアを行う「重度訪問介護」の仕事に興味を持ちました。
ハローワークで土屋を紹介していただきましたが、未経験で無資格の私に出来るのか不安でした。
最初は夜勤にも慣れず、排泄介助や体位交換も上手く出来ずにクライアントに怒られたり…と、当時を振り返ると悔し泣きの日々、その都度カレッジで練習していました。
練習に付き合ってくれたり、同行に入って教えてくださった方々には感謝しています。
ですが…今でも知らないことが多く奮闘しています。
それでもクライアントのために毎日頑張ります!
プロフィール
渋谷舞衣子 ホームケア土屋 札幌
事業名:ホームケア土屋札幌
資格:介護福祉実務者研修
役職:コーディネーター
飲食業、営業職も経験。
2020年コロナ渦により飲食店を退職。
未経験で介護業界に入社する。