「ワークライフバランス?ハイハイ…」って言ってる自分が大丈夫じゃなかったっぽいという話
浅野竜二
「ワークライフバランス」という言葉は、知らなかったわけではありませんが、すっかり忘れていた言葉でした。
ネットで調べてみると、
「天秤に掛けず仕事とプライベートをどちらも充実させること」
「社会、会社、個人に相乗効果」
などという言葉が出てきて、これはいい言葉だなあと思うと同時に、「ちょっと自分、疲れてるのかな…」とも思ってしまいました。でも、回りを見渡せば、みんな忙しそうだし大変そうだしで、自分だけじゃないからということで「みんな我慢してるんだから…」とまた日々踏ん張るわけです。
また、充実した「ライフ」が実現すると書いてあり、そこには「子供と一緒に遊園地」とか、「自己啓発地域活動」といった例がありましたが、自分でそういうことを考えることもすっかり忘れていたし、文字で読んだ時に固まった頭がほぐれた感覚になりました。
この資料はスクショしてスマホに保存して“癒しグッズ”にしようと思いました(笑)。
「自分は気を付けなきゃ、このテーマのど真ん中の対象者だな」と思いました。
その先もワクワクしながら読み進めますと、充実した「ワーク」が実現するという文言を見て「そっかあ!」「ワークも充実するのかあ」と思うとうれしくなりました。
従業員の意欲能力を引き出し、優秀な人材を確保し、仕事が効率化される、「ライフの充実がワークの充実になる」という遠回りが結局近道みたいな話なんだなと思いました。
長時間労働の美学は昭和の話で、平成、令和、さらにその次を生きるかもしれないと思いながら、昭和に生まれた自分が、平成生まれ、令和生まれの人とも一緒に仕事をする瞬間があるかもしれない…その時うまくやっていけるだろうか、などとまた仕事のことを考えてました。
自分でできるワークライフバランス、がんばってみます。
プロフィール
浅野竜二 ホームケア土屋 東北
1977年熊本県生まれだが、その後の人生のほとんどを埼玉県で過ごし、現在は宮城県黒川郡大和町在住。35歳の時に埼玉県で訪問入浴介護を始め、他業種を経て2022年6月土屋へ入社。
ホームケア土屋仙台に所属となり重度訪問介護を始める。
その後、デイホームたいわへ異動となり、土屋ケアカレッジでの統合過程講師などを経験し、2022年11月より再びホームケア土屋へ異動、2023年6月よりホームケア土屋仙台の管理者となる。