「介護」は「攻めた」転職に十分なり得る～介護職は転職先に選べるか～
玉井慶一郎
私が株式会社土屋に2021年11月01日に入社して、1年が過ぎた。
テーマである「介護職は転職先に選べるか！？」の私個人の回答は、「YES」と言い切れると思う。
私は、株式会社土屋に入社するまで、介護とは全く無縁の職種に従事しており、前職は物流管理の仕事(アパレル通販サイト倉庫運営)をおよそ10年、その前は携帯電話キャリアのショップでおよそ3年、その前はアパレル関連小売業でおよそ10年、そのまた前は不動産業で営業を3年、最後に高校卒業後に建設業で大工を3年という経歴である。
そのような経歴の私が、なぜ介護職を転職先に選んだかというと、実際のところ「たまたま」であり、「介護の仕事は将来的にも重要な役割だろう」という程度の知識と見解でこの世界に。
結果2022年08月01日付けで、現在の事業所の管理者となり、今に至る。
入社当初は、介護技術や知識などもちろんの事皆無であった訳だが、今までの経験で培ってきた「コミュニケーション能力」で、何とかやってきたのである。あとは介護技術の動画をひたすら見続けて、同行研修で同行者の手技を動画に撮り、帰り道で見返して手技を覚えていった。
加えて、日々課題を自身で用意して、ただひたすら愚直に課題を解決していくのを繰り返し繰り返しやってきたわけである。
いろいろと失敗もあったが、やればやるだけ、クライアントやご家族から信頼を得られ、やり甲斐も日々実感している。
介護未経験ではあったが、充分に今までの他職種の経験も活かす事ができて、仕事の覚え方などのコツも、特段他と変わらず「介護の仕事に携わる目的さえ間違わなければ」未経験者でも通用すると思う。
私の場合は、偶然介護職を選択したわけだが、これから転職を考えている方で、社会貢献等のやり甲斐を得つつ、安定した収入を条件にしているのであれば、介護未経験だとしても介護職を選択肢として考える事をお薦めしたいと思う。
