介護福祉士ってどんな仕事?私が思う介護福祉士、介護とは。 / 川田 貴之(ホームケア土屋 沖縄)

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介護福祉士ってどんな仕事?私が思う介護福祉士、介護とは。
川田 貴之(ホームケア土屋 沖縄)

明けましておめでとうございます。昨年中は大変お世話になりました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

私は、実務者研修の資格を取得しており、今後、介護福祉士の資格を取得しようと考えています。

「介護福祉士」とは、『社会福祉士及び介護福祉士法』に基づく国家資格であり、介護に関する専門的な知識・技術を持っていることを証明する資格です。

日常生活を送るのに支障がある方に心身の状況に応じて介護サービスを提供する、介護のスペシャリストです。

高齢化が進む日本において介護が必要な方は増え続けており、そのため、介護福祉士に寄せられる期待はますます高まっています。

ただ、少子化問題、高齢化により人員が不足しており「 4 人に 1 人が高齢者」という時代になり、それに伴い、65歳以上の高齢の夫婦や親子、兄弟などのどちらかが介護者となる「老老介護」が深刻な問題となっています。

今回は、少しでも介護福祉士とはどんな仕事かを知ってもらい、興味を持って頂けたらと思います。

介護は、生活全般に関わる広範な仕事ですが、多くの人々は『介護』というと、オムツ交換や排泄介助、ベッドから身体を起こす移乗介助などをイメージすることが多いと思います。

これらの介助ももちろん必要ですが、それらを行いながら介護ニーズのある方々の生活に向き合い、その方の生き方や生活全体の支援をすることも重要です。

介護が必要な方々の生活歴や、観察を通して集約するとともに、その方の心身の状況等を理解した上で、その人が、その人らしく生活を継続していくためにはどの様な課題があるか、いかにその課題に向き合っていくか等を分析、話し合い、多職種と連携しながら、環境の整備を行いつつ、その方に最適な介護を提供する役割を担っています。

また、介護福祉士は、できない部分を補うだけではなく、『1人でできそう』、『少しの介助でできそう』という部分を探し、その人が持っている力を十分に発揮できるような工夫を行っています。

例えば、大人用オムツを着用している人に対し、少しずつトイレで排せつできるよう促したり、ポータブルトイレの使い方を一緒に練習することもあります。

それによって『1 人でトイレができた!』などと、生き生きとしている姿や希望を持って生活している人の様子を間近で見られるのも、介護福祉士の仕事のやりがいに通じます。

介護業界、介護職には、『きつい、汚い』などのイメージがあると思いますが、日々、進歩しており、介助する人される人双方の身体に負担を掛けないようにする介護用具や、介護の方法なども出てきており、昔と比べれば環境も良くなってきていますし、「介護でしか感じないやりがい」や、「人間の本質的な部分を感じる事ができる」のも介護の良い所だと思いますので、介護福祉士を目指しみてはいかがでしょうか?

プロフィール
川田 貴之 ホームケア土屋 沖縄

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