2022年、私の周りのメンバーへの想い
古嶋航太(ホームケア土屋 北部九州エリア)
2022年をどんな年にしたいか、自分自身がどんな成長をしたいか、と考えていると、つい怒涛の2021年のことが心中を去来します。
2021年は、前年の秋に福祉の海に出帆した株式会社土屋が、一年を通し稼働した初めての年でした。
多くの仲間と助け合いながらの旅路は、ハードでもあり、実りの芳しい1年だったと思います。
私自身嬉しいことも辛いことも、何とか消化しながらここまで来ました。
その中でわずかばかり成長できたかな、とも思います。
そこは勲章でもあり、人生に於ける達成であると感じています。ありがたい1年でした。
とはいえ、2022年の今日この日が自分にとって、また会社や職員にとって、旅路のどのあたりに位置しているのかはよくわかりません。
まだまだ土屋の物語はプロローグ、人物紹介でも終わったころであり、今からスペクタクルでファンタスティックな展開が待ち受けているように思います。
かと思えば、物語は今年で終わってしまうかもしれない。先のことはわかりません。
ミヒャエル・エンデの『果てしない物語』も読了しましたし、永久に続くものもないというのが仏教の基本ではあります。先がわからないから面白い。
しかし『人事を尽くして天命を待つ』という言葉もある通り、私は可能な限り自分の力を発揮し、今まで一緒に働いてきた仲間に還元して、引き続き楽しく面白く働きたいと思っています。
そして、胸を張れる結果を求めていきたい。
私の願いはそこに尽きるかもしれません。
今年も昨年と同じメンバー、プラスアルファのメンバーと、この果てしない道を往きたい。
2022年が幕を開け、早速忙しなく頭を悩ます日々がスタートしました。
現場で困っている人の助けになっている職員も、ステークホルダーとして駆け回っている職員も、研修の資料を作っている職員も、土屋のアピールに粉骨砕身している職員も、己が役割を果たし、迷いながらも少し確かな足場で邁進している、その脈のようなものを感じます。
私たちは私たちが思っている以上に、お互いを想い合い、お互いが依存し合っている、小さな組織です。
こう想いながら今年も自らを鼓舞してやっていこう、というのが所信表明です。
心が揺さぶられ、折れそうになることも多分にあり、寝ている2歳児に縋り付いて泣きたいような日もありますが、何でここまで来られたのか、と考えたとき、自分を助けてくれた上司、同僚、部下の顔が思い浮かびます。
齢三十八、不惑の年を目前に、感謝の想いは溢れんばかり。
袖振り合うも他生の縁というならば、今生は袖をぶつけ合うくらいの縁を感じております。
社員の数も全国に1000人を超え、このまま顔を合わすこともない同僚も多いでしょうが、今年も共に良い年にしていければと思います。
プロフィール
古嶋航太 ホームケア土屋 北部九州エリア
福岡県立修猷館高校中途退学。アルバイトをしながら音楽活動、子供や障害者のボランティア活動を行う。詩、哲学、映画、文学、音楽に傾倒。
運送業、アパレル業などを経て高齢者福祉に6年半、障害者福祉に3年携わり、介護福祉士、介護支援専門員の資格を取得。
2020年株式会社土屋に入社。北部九州エリアマネージャー。株式会社土屋リスクマネジメント委員。妻と3人の子供と5人暮らし。