脳内物質の出る瞬間を求めて
藤田賢人(ホームケア土屋 岡山)
自分にない思考を知ることは痛気持ちいい。
ホームケア土屋岡山の藤田と申します。
学生服のメーカーから介護の業界に飛び込み1年半が経ち、今は岡山のオフィスマネージャーをさせていただいております。
今回のテーマは2022年の抱負ということで、私の抱負は「自分にない思考を知る!」です。
私が初めて自分にない思考を知ることは痛気持ちいいという体験をしたのが、新卒で入社した学生服のメーカーに勤めて3年目のことでした。
当時は本社で新商品の開発、営業のサポート、生産管理等の仕事の中で全国の営業マンや、工場の管理者、仕入先の営業マン等たくさんの人とかかわる中で、当時2つ上の同じ部署の先輩社員に社内のとある人に対する愚痴を言ってしまいました。
そこでその先輩から帰ってきた言葉が、
「確かにその人のそこはよくないところだと思うけど、その人にはこんな長所やこんな強みがあるよ」
その時にハッと気が付いたのです。
入社して3年間、その先輩と仕事をし、プライベートでもよく遊んでいましたが、一度も人の悪口や愚痴を言っているのを聞いた記憶がなかったのです。
自分が正しいと思い愚痴を言ったが、
- 愚痴をいうなら改善案を出すべきだった。
- その人自身の長所や強みを探すべきだった。
- 知るためにコミュニケーションをとるべきだった。
- その人の長所や強みを生かせるようにするべきだった。
私の考え方が間違っていたと強く認識し、自分の愚かさに恥じ、そしてその考え方を自分に取り入れたいと強く思ったのをよく覚えています。
その瞬間に襲ってきたのが「痛気持ちいい感覚」でした。
ドーパミン・エンドルフィン・アドレナリンが・・・
わかる人にしかわからないかもしれませんが、範馬刃牙のあれに近いイメージですね笑
それ以降はかかわる人の長所・短所・思考・性格、色々考慮して仕事をするように努めてきましたが、今になってようやくできるようになってきたなと自分で少し思える程度です。
なかなか自分が満足いくまで洗練していくのも難しいですが、継続して磨いていくしかないです。
人の考え方を変えるのは難しいですが、自分の考え方は自分次第で如何様にもなるので、いろんな人の思考や考え方を知り、いい所を自分にどう反映させていくかで、自分の行動が変わり、結果として何かが変わるのだろうと思います。
またあのような感覚を味わうためにも、クライアントや社内の方々とコミュニケーションをとり、いろんな思考や考え方を聞いて自分に取り入れていきたいと思います。