一期一会
白鳥美香子(ホームケア土屋 仙台)
生涯に一度しかないと考え、それに専念するという精神を「一期一会」といいます。
私はこの一年を「一期一会」の精神を胸に、昨年に引き続き楽しく過ごしていきたいです。
一期一会は「今を大切にする」と言い換えることができると思います。
人は誰でも過去の出来事を後悔したり、未来への不安を抱くことがあります。
過去は変えることはできないし、未来を意識するだけでは望んだものは得られないと思います。
なので、今の様々なご縁を大切にすることを積み重ねることで未来の可能性を広げられるに違いありません。
これまでの過去については時間が経過していけば薄まっていきますし、これからつくる過去を素敵なものにしていけると思います。
私は人と関わる機会が多く、昨年もたくさんの人と関わらせていただきました。
これは昨年から意識していたことなのですが、全ての出会いを大切にしていきたいです。
私は出会いには様々なチャンスが含まれていると考えています。
価値観は人それぞれであるため、さらに関係を深めることで新たな価値観を知ることができ、自分自身の視野を広げることに繋げていけるのではないかと思います。
これはすぐに役に立つわけではありませんが、この広がった視野を用いることで様々な選択肢をいろいろな角度から見つめることができ、自分自身の望む未来に近づく手助けとなることがあるかもしれません。
そして、クライアント、アテンダントに接する際にも同様のことが言えると思います。
「また今度やりとりするから」ではなく、「今この場でできる最大限の思いやりや心遣いを持って行動しよう」と考えることが価値観を含め、相手のことをよく知ることに繋がります。
また、「いつでもやりとりできる」という意識よりも、このような一期一会の意識を持ちながら対応することで緊張感も高まり、ミスも減らせるのではないかと思います。
最終的にはこれらがクライアントや働く従業員の満足度に繋がり、土屋のミッションの達成に近づくのではないのでしょうか。
株式会社土屋が設立し、2度目の新年を迎えました。
新たなスタートには不安がつきものですが、一人で悩まずに周りに助けを求めることも大事です。
そして、誰かに助けを求められたときは一緒に考えて解決策を見い出していきたいです。
そうやって、互いに助け合いながら精進していきたいですね。
最後になりますが、皆さんも一期一会の出会いをどうか大切にしていきましょう。