多様性について、自身に落とし込んで考える / 竹内正裕

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多様性について、自身に落とし込んで考える
竹内正裕(ホームケア土屋 京滋)

新型コロナウイルスは今年も収束の兆しはまだ見えず、今後もさらに厳しい状況が予想されます。

しかしそれ故に、新たなアイデアがたくさん生まれ、実現していることもあります。

そこには、「多様性の受容」の現代社会への浸透があり、私自身今年は、多様性をさらに意識しながら職務に取り組んでいきたいです。

「多様性の受容」を私なりに解釈してみると、相手を尊重しながら自分の意見もしっかり伝える、「こうだからこう」という考え方を払拭することではないかと思います。

「こうだから」に関しては、どうしても過去の経験則から判断してしまいますので、アドラー的にいう、原因思考(こうだから)ではなく目的思考(こうしたい)で考えることがここでは必要かと思います。

様々な話し合いの場でも、発信しやすい雰囲気を作る(意見を頭ごなしに否定しない)、ダブルバインドを使わないことが大事です。

要は「腹を割って話せる」環境づくりです。

せっかく良い意見を持っていても発信されなければ勿体ないですし、抑えつけられたりすれば不満まで生まれかねません。

また、物事を考える際には視野を広く、様々な視点から考えることで、自分とは違う価値観や考え方を素直に受け取れるはずです。

株式会社土屋は、様々なバックグラウンドや経歴を持つ方々が集まっています。

私の所属するホームケア土屋京滋も、個性豊かな方々が揃っています。

様々な個性が混ざり合う上で重要なことは、礼儀礼節を持った上で、自分自身を含めて「みんなちがって、みんないい」という考え方と、全員で目指す目標を明確にすることだと思っています。

と、ここまで書きましたが、私自身まだまだ人生修行中の身でありますので、まずは前述した内容の中で実践できるところから始めなければなりません。

他人に対し思い込みをしてしまうときは、「今思い込みで見てしまっているな」と、一呼吸おいて客観的に見る、感情で行動を起こさない、過去の自分の経験則が全てだと思わない、等々ありますが、見失いそうになることもあるので、定期的に自分で書いたこの文面を読み返したいと思います。

できることなら、心に本田圭佑選手の様な「リトルホンダ」的存在を持ちたいです。

まだまだ障害福祉サービスが届けられていない「小さな声」もたくさんあります。

多様性を意識しながら、私含め全員の個性が発揮できるような環境づくりに取り組み、「小さな声」をさらに聞いていくことを、今年の抱負といたします。

プロフィール
竹内正裕 ホームケア土屋 京滋

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