思い立ったが吉日 / 岡部保菜美

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思い立ったが吉日
岡部保菜美

重度訪問介護(重訪)を知ったきっかけは、大泉洋さん主演の『こんな夜更けにバナナかよ』という映画でした。

施設で介護士として働いていた私は、「本来ならこうあるべきなのかもしれないけど、現実は無理。映画のように対応していたら、仕事が終わらない。」といった感想でした。

それから月日は過ぎ、介護福祉士を取得し、そろそろ転職を、と考えつつも実行には移せない日々を繰り返していました。

その日は夜勤明けで、珍しく「美意識の高い一日を過ごす!」と決め、お風呂場にiPadを持ち込みYouTubeで何を見ようか検索していました。

あなたへのお勧めに『重度訪問介護ヘルパーの1日ルーティン』という動画があり、なんとなく再生した記憶があります。動画内には利用者さんとヘルパーが楽しそうにお家で過ごしつつ、適宜にケアを受けている姿が映っていました。

すごく楽しそう!利用者さんお酒飲めるんだ!夜中にお菓子食べてる!!などなど、施設で働いていた私には衝撃的なケア内容でした。そしてその衝撃が、私もこんな風に働きたい!との感情に変わり、すぐに地元の求人を探して出会ったのが、ホームケア土屋でした。

しかし実際にアテンダントとして働いてみて、楽しい気持ちの反面、施設のほうが良かった・・・と思う事も多々ありました。

入社した当初、相談できる人を見つけることができなかったのです。クライアントの何気ない言葉に、泣けてしまうほど辛いと感じることがあった時、初めて「施設に戻りたい」と感じました。

そんな時に私を救ってくれたのが、重訪を知るきっかけになった『こんな夜更けにバナナかよ』でした。

作中のセリフで「わがまま言ったっていいじゃない。だってここ僕んちだよ?」と。

たったその一言で、ものすごく心が軽くなったことを覚えています。私も自宅では好き勝手を言います。クライアントも同じ事。素で選んだ言葉だったんだ!そういう事にしておこう!とポジティブシンキングをフル活用して、気づけばコーディネーターという役職を頂けていました。

今は、コーディネーターという立場をフル活用しています。

施設とは違い、アテンダント同士が顔を合わせる機会が少ないのが重訪です。

アテンダントだって人間です。弱音を吐きたい時があるはずです。そんな時に気軽に話せるコーディネーターでありたいと思います。

今はクライアント、アテンダントに支えられ、毎日楽しくコーディネーターとして仕事ができています。常に周りに恵まれていると感じるほど、ホームケア土屋に転職してよかったと思っています。

今後も自分らしいコーディネーターで在り続けます!

プロフィール
岡部保菜美 ホームケア土屋静岡

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