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選ばれる事業所とは / 田中 雅啓

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選ばれる事業所とは
田中 雅啓(ホームケア土屋札幌)

明けましておめでとうございます。昨年中は大変お世話になりました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

私が現在担当している業務は主に、「営業活動」と「採用活動」です。

「営業活動」とは、エリア内の相談支援事業所や居宅介護支援事業所、医療機関等にコンタクトし、土屋の業務内容や特徴、取組み等をご説明して、「土屋」という会社のことを知っていただくための啓蒙活動であり、ひいては、それをきっかけに、新たなクライアントを紹介していただくことです。

もうひとつの「採用活動」とは、福祉人材センターや介護系大学の就職イベントに参加したり、求職者向けに、介護者養成講座のある資格取得の学校で、「会社説明会」を催したり、介護系専門学校の現場実習を受け入れることです。

クライアントと入職者の双方がバランス良く増えていくように活動できればよいのですが、なかなか思うように伸ばしていくのは至難の技だなと日々感じています。

なかでも、介護は「サービス産業」ですから、サービスを提供できる人材を確保しなければ「始まらない」ので、とりわけ採用に力を入れたいところです。

北海道労働局によると、最新の有効求人倍率は全道で1.16倍、介護業界では3.31倍と、「1人の求職者に3.3社が募集している」計算になります。

また厚労省によれば、2020年度の有効求人倍率で、施設の介護職員が3.90倍、ホームヘルパーが14.92倍となっており、人材の獲得は熾烈です。他社との差別化を図ろうにも、カリスマ美容師やゴッドハンドを持つ天才外科医のような属人的な要素も見出しにくいでしょう。

資格の学校での会社説明会の参加者は、介護業界で働いたことがなく、資格を取ってこれから介護の仕事に就く方々です。まずは「施設で働く、高齢者の介護をする」といった進路希望の方が多く、「訪問介護は独りで対応しなければいけない、周囲に聞ける人がいなくて不安、ましてや“重度訪問”と聞くと難しそう」といったイメージが強く、訪問介護に関心をお持ちの方は少ないのが実情です。

その一方で、入職者のうち経験者の志望動機でよく耳にするのは、

「ご利用者と時間をかけて”じっくりと向き合った介護”がしたい、そこにやりがいを感じる」

というもので、中には「様々な職場を経験してきて最後は土屋で働きたい」という方もいます。

こうした「働き甲斐を感じられる、自信や誇りをもって働けている」というメンバーの声をもっとアピールできたら...。

“身体の中から綺麗になる”ように、組織の中から良い所が外へ滲み出てくるようなチーム作りが、結局のところ、ご利用者からも求職者からも選ばれる事業所になるのではないか...

そんなことに思いを馳せながら、これからも営業活動、採用活動に取り組んでいきたいと、また改めて燃えている今日この頃です。

プロフィール
田中 雅啓(ホームケア土屋札幌)

1969年、埼玉県生まれ
大学卒業後、就職をきっかけに北海道札幌市に渡る。主に銀行マンとして、転勤先の釧路や川崎、中国・上海を除くと、札幌での暮らしが生まれ育った川越より長くなりつつある。

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