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「重度訪問介護をやって良かった事・気付いた事・未来の仲間に伝えたい事」 / 小川力信

「重度訪問介護をやって良かった事・気付いた事・未来の仲間に伝えたい事」 / 小川力信

「重度訪問介護をやって良かった事・気付いた事・未来の仲間に伝えたい事」
小川力信(ホームケア土屋 関東)

私は、長いこと高齢者支援に携わってきました。

それに比べて障害者支援は1年程の経験しかありませんので、対峙したクライアント数も多くありませんし、主観的なとらえ方しかできていないかもしれませんが、それでも実りある1年であったと実感しています。

今回は、「重度訪問介護」に従事して、感じた事や気付いた事、未来の仲間に伝えたいことをお伝えしたいと思います。

まず、重度訪問介護に従事して1番感じた事は、自身の介護経験がたいして役に立たない世界だという事。(もちろん大前提に最低限の知識と技術は必要ではあります。)

そもそも私は、この介護業界で20年以上の経験があり、それなりに経験を積んできたプロの自覚があります。

そこには「長年の経験」と「知識の蓄積」という、「鎧で武装した私」がおり、どのようなケースにも対応できる自信に繋がるものでもありました。

しかし障害者支援の中では、その武装は全く意味をなさないという事を実感するのに、そんなに時間はかかりませんでした。

なぜなら重度訪問介護は、「人と人との関係性に特化した世界」であるからです。

重度訪問介護は、クライアント宅で長時間支援を行います。そこでは、アテンダントとクライアントが真剣に日々向き合っています。

そこにはクライアントの想いや、これまでの歴史を、我々アテンダントが出来る限り理解し、察し、その方独自のルールの中で、個別ニーズに応えていくという、繊細なやり取りが行われているわけです。

ここで一番重要なのは、「適切に対応できる」という事が「最重要ではない」という事。

時には「技術はぎこちないけど、一生懸命な気持ちが伝わる。この人にお願いしたい」という事が最重要であったりします。

要するに価値基準が、それぞれのクライアントで全く違うのです。

ですから「集」の中で、画一的なサービス提供をする事が多い、高齢者施設出身者は、「この世界は自分の知識が通用しない」と面喰らいます。

重度訪問介護で、アテンダントにとって最も重要な資質は「人間力」その一択です。

対峙するクライアントが、自分に対して安心してくれるか、心を開いてくれるか、そこが勝負なわけです。

いかに懐に入り、いかに信頼関係を築くかが、最大ミッションになります。ですからこの世界では、「介護経験が長い事」はたいしたアドバンテージにはなりません。

ですので私のように経験者ぶっている方は、さっさと鎧を脱ぐことをおすすめ致します(笑)

介護経験者だからといって油断できない世界であるという事は、逆に他業種から介護に転職する無資格・未経験の方でも充分にクライアントが満足するサービス提供が可能ですし、むしろ未経験者のほうがうまくマッチングする事が多いのも特徴の1つではないでしょうか。

未経験者でも気負いなくキャリアアップができる世界であるという事は、初めてこの業界にチャレンジする方達にとって、とてつもなく大きなメリットではないでしょうか。

大切なのは、人を魅了する人間力です。

例えば、元々接客業にプロフェッショナルとして就いていらっしゃった方、営業経験の豊かな方は、重度訪問介護は天職となりえるのではないか、と思います。

人間力に自信がある方なら、経験や資格は問いません。全くの未経験者大歓迎です。

是非とも一緒に小さな声に耳を傾け、まだ救われていない方達に手を差し伸べませんか?

欲しいのは、あなたのその人間力です。
ぜひとも、その素晴らしいお力をお貸しください!!

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プロフィール
小川力信 ホームケア土屋 関東

埼玉県川口市在住。
基本的に寂しがりや。そのわりに一人の時間も好きという面倒な人間です。

妻と子供3人と犬2匹とワイワイ騒がしく暮らしつつ、一人でゲームしたり本を読んだりして毎日楽しく過ごしています。

趣味はキャンプで、焚火をしながらウイスキーを飲むのがたまらなく大好きな43歳です。

介護経験は高齢者支援で20年、最終的には介護老人保健施設の副施設長をしておりましたが、施設の高齢者支援の対局の位置にあるといえる在宅の障害者支援を実践したく土屋に入社。障害支援はホヤホヤの新人1年目です。

保有資格は、介護福祉士とケアマネージャーの資格を持っております。

前職では高齢者支援の中でも、認知症支援に注力していたこともあり、東京都の認知症介護指導者として、地域の認知症啓発や認知症高齢者への支援に没頭していました。

現在は関東ブロックの東京エリアでマネージャーとして従事しています。

050-3733-3443