アツいぜ!障害者の歴史は反骨の歴史!!~重度訪問介護の資格を取って働いてみて思うこと ~/ 古嶋航太

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アツいぜ!障害者の歴史は反骨の歴史!!~重度訪問介護の資格を取って働いてみて思うこと ~
古嶋航太(ホームケア土屋 北部九州エリア)

私は28歳のときに介護の世界に足を踏み入れ、老人保健施設、特別養護老人ホームで働きながら、3年で介護福祉士、更に2年ののち介護支援専門員を取得しました。

高齢者介護に携わる中で、自らの知識と技術に研鑽を積んできましたが、介護の世界でのキャリアになかなか光を見出せず、このまま現場に留まるか、ケアマネージャーとして新たな道を進んで行くか、それとも全く違う未知の世界へ挑戦するか、焦燥と逡巡に悶々としていたときに、某転職サイトで、株式会社土屋とは別の法人でしたが、重度訪問介護員の募集に出会いました。

介護支援専門員まで取って、介護の世界のことはそれなりにわかる、と些か慢心していた私は、重度訪問介護という制度の存在すら知らなかったことを恥じると同時に、未知の世界への興味がむくむくと頭を擡げてきました。

イノシシ年生まれが幸いしてか、とりあえず突っ込んでいくスタイルの人間なので、やってみてから考えようと応募、面接前に事務所前でシャドーボクシングをしていたことと、座右の銘が「虚心坦懐」というところが決め手となり採用(採用基準がユニーク過ぎて今では笑い話です)となり、重度訪問介護でのキャリアがスタートしました。

重度訪問介護に携わる上で、弊社では事前に「統合課程」という講義を受講してもらっています。

これは重度訪問介護従業者養成研修(基礎課程・追加課程)と喀痰吸引等研修第3号研修(基本研修)がドッキングしたものです。

入社前、期待でワクワク、不安は脳内麻薬で没交渉の私は、更なる衝撃を受けました。

『こんなことが日本で起こっとったん!知らんやった!』(博多弁)

障がい者の歴史は反骨の歴史でした。

世界史を見たとき、自由を謳うフランス革命のような、人種差別撲滅のための公民権運動のような、反アパルトヘイト運動や南北戦争、国家独立を求めたガンジーのような、女性差別に抗った世界中のうねりや、第二次大戦中のレジスタンスや、日本でいえば明治維新のような、、、強権や偏見、圧政に対し言葉を、あるいは拳を突き上げて大きなものを動かしていく、そんな熱い世界だと知りました。

思い返せば小学校三年生のとき、担任が委員などを全て勝手に決めたことに異議を申し立てたことで恨みを買い、異動までの1年間担任から凄絶ないじめを受けたこと、五年生のときの担任が運動会の練習でブリッジができていない生徒の背中を蹴り上げたり、授業中質問に答えられなかった生徒を馬鹿と罵倒したりしたことから全授業ボイコットさせて学級崩壊し、主犯の自分は校長室に一日監禁されたこと、中学二年生のときは多数の教師から毎日職員室や指導室に呼び出されて呼び出しの掛け持ちをしていたこと、などが思い出されました。

特定の圏内で(特に学校というところはサンクチュアリになっており、教師と生徒という関係性から上下の強権が発生しやすい)既得権益や優位性を維持するために、弱い立場の人間を制圧しようとする人がいることは現代社会でもまま起こっていることです。

私が生来持っている反骨の心と、重度訪問介護の根源的な反骨の心は通ずるものがあり、そこからまた生まれ出づる新たに正しき反骨のため、社会に於ける抑圧された小さな声のために、勇気をもって毅然と闘っていきたいと思うとともに、そのような理想を同じくする同士と出会えたことは今では私の誇りになっています。

プロフィール
古嶋航太 ホームケア土屋 北部九州エリア

福岡県立修猷館高校中途退学。アルバイトをしながら音楽活動、子供や障害者のボランティア活動を行う。

詩、哲学、映画、文学、音楽に耽溺。運送業、アパレル業などを経て高齢者福祉に6年半、障害者福祉に3年携わり、介護福祉士、介護支援専門員の資格を取得。

2020年株式会社土屋に入社。北部九州エリアマネージャー。

株式会社土屋リスクマネジメント委員。妻と3人の子供と5人暮らし。

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