「流水不敗」ー水のように柔軟におもしろくー
池田憲治(ホームケア土屋 鳥取)
仕事でさせていただく以上、一定以上の成果は求められるべきである。
それが売り上げとしての数字なのか、はたまたクライアントの満足度なのか、数字で表れるもの、数字では表すことができないものなど様々な角度から見ていく必要があると思います。
土屋の場合、成果としての基準となるものが12項目からなるバリューです。
ここには仕事に対する取り組み方・考え方等が書かれており、仕事だけでなく普段の生活にも生かせる内容となっています。
つまり、私たちが人間として成長することが、よりよい仕事を提供する事にも繋がるということです。
土屋に入社する前から、個人的な目標として【水のように柔軟に面白く】というのを持っていました。
水だけでは固有の形は持っていないので、どんな器にも入れることができます。
人間関係でいうと、どんな相手ともうまくやることができる。
これは一見、自分を持っておらず相手に合わせているだけと捉われがちですが、私はそうは思いません。
自分という軸がしっかりあるからこそ、相手に合わすことができる。
そして時には合わせないという選択をせざるを得ない時もあると思います。
水が面白いのは単に色々な形になるだけではありません。
温度の変化によっても状態が変わります。
温度が下がれば、ガチっと固まってしまう。
ところが、どんどん温度を上げていくとまた水に戻り、さらに上がると蒸発してしまいます。
蒸発すると体積は1700倍にもなるのです。
私たちの体が1700倍にもなってしまうことを考えたら、とんでもないことで、水の奥深さを考えさせられます。
さらには、水はさまざまな色も取り込むことができますよね。
赤や青、黄色や緑など、7変化以上の活躍です。
色も形も変形自在で、蒸発すれば掴むことすらできない。
そんな神秘的なところに惹かれ、私もそんな人間になりたいなと考えていました。
【水のように柔軟に面白く】という私の目指すべき姿勢は、大学生の時から考えていたので、もうかれこれ10年になります。
そして現在、株式会社土屋に入社し、バリューのひとつに「水の流れのように柔軟に、弛むことなく」が入っているのは、何かの縁かなとも思っています。
最後になりますが、成果というのは出し続けなければいけません。
そのためにも自分自身の心身の状態をより高いレベルで保っておく必要があると考えます。
そういう意味では健康第一と言ってもいいのかもしれません。
よく言われることですし、すごくシンプルなことではありますが。