「成果」を生み出すサイクルを
白鳥美香子(ホームケア土屋 東北)
世の中には成果を出せる人と出せない人がいます。
今回のコラムでは私なりに成果を出せる人について考えていきたいと思います。
過去に輝かしい栄誉を残している偉人を見てみると、ほとんどの人物に共通して言えることは結果を残すまで継続しているという事です。
継続し続けること、そして失敗しても諦めない気持ちを持つことが成果を生み出すために必要な要素だと思います。
では、継続させるためには何を習慣化すればいいのでしょうか?
自分の考え方や行動に対して自信を持ち、前向きな思考パターンを習慣化していけばいいのではないかと考えます。
思考は現実化すると私は思います。
成果を生み出すための正しい思考を持ち、それが正しい行動を導き、結果につながっているからです。
たとえ苦手な分野があったとしても、それをどう乗り越えるかという視点で現実を見つめ、乗り越える手段を見出すことが必要です。
うまくいかないと思い込みがちになりますが、物の見方を変え、どうすれば出来るだろうと発想を変えると状況が変わり、良い方向へ進む事が出来ます。
結果を残すことを目的とせず、好きなことを継続し続けることで結果がついてくることがあります。
自分の思考をポジティブにし、行動することを楽しむことが成果を出すための第一歩になるのではないでしょうか。
しかし、楽しむだけではゴールがわからず、メリハリがなくなってしまうので、小さな目標を積み重ねるようにすればモチベーションの維持にも繋がるに違いありません。
ここで忘れてはいけないことは、成果を生み出す前に自分の体を大事にすることです。
「身体が資本」であると言われているように、生活習慣の健全化も心掛けなければならない。
飲むお酒の量を控えたり、軽い運動を毎日コツコツと行っていく。
ただ一生懸命やりすぎて身体を壊してしまっては本末転倒です。
継続は力なりですね。何事も小さなことから継続し、前向きな思考パターンを習慣化すること。
初めの第1歩を踏み出す意欲や勇気をもち、行動することです。
最後に、何事にも感謝の気持ちを忘れないことが最も大事だと思います。
人は誰かに感謝すると、穏やかな気持ちになります。
クライアントや現場を担っているアテンダント、さらに仲間、仕事をするうえで協力してくれる家族に日々感謝することで、仕事に対する丁寧さが変わり、質の向上にもつながります。
その結果、多くの小さな声が聞けるのではないかと思います。
成果を生み出すために思考、行動を習慣化していき、今後に繋げていきます。