重い障害を持っていても外出できるって本当? 出かけたいお気持ちが少しでもあるなら、行けます!ご一緒しますよ!!
五十嵐美幸
このお題を目にしたとき、重度の障害をお持ちの方が外出できるのか疑問に思っている方が多いのかな?と感じました。
答えはもちろん「本当にお出かけできます!」です。
私が携わってきた障害をお持ちの方は、呼吸器ユーザーさん、吸引が必要な方、半身不随などなど、お一人では自由に動くことが出来ない方々です。
身体的な障害はそれぞれ違いますし、病院受診、看護学生の授業での講義、仕事、カフェでお茶や外食、買い物など、外出の理由もそれぞれですが、当たり前にお出掛けされています。
ただ、私たちがちょっとそこまで・・・という風に気軽に出掛けられないのも事実です。
私が住む地域は車での移動が主流です。車椅子の方は介護タクシーを使われる方も多いと思いますが、私が携わっている方はマイカーが福祉車両で、車椅子のまま乗車され出掛けています。
お出掛けといえば、昨年亡くなられたクライアントさんのことを思い出します。
長年にわたり支援させて頂きましたが、週Ⅰ~2回は奥様の運転でいろいろなカフェに行きました。
時にはミキサーを持参して店内で電源を借り、ミキサー食を召し上がって頂いたこともありました。
外で召し上がると気分も違うのか、自宅より飲み込みが良かったり、たくさん召し上がったり・・・。
晩年は、それまでより意思疎通も難しく、反応も乏しくなっておられましたが、お出掛けするとお顔がほころび、楽しんでおられる様子がありありとうかがえて、私もとても嬉しかったです。
在宅で過ごされている障害者の方の生活は、訪問看護、訪問入浴、訪問リハビリなどなど、意外と1日のスケジュールは過密です。
それでも時間を見つけてはお出掛けし、良い刺激になっていたと思います。
外出するためには、呼吸器やその関連物品、吸引器など多くの持参品が必要ですし、ティルト機能の車椅子は大きく、通路が狭いと操作がしづらい時もあります。
行きたいお店の入り口に段差があれば他人の手を借りることもありました。
多分、こういう事が外出のハンデになっているのかと思います。
でも、出掛けてみると「意外と人も環境も優しい」です。
電車移動では、駅員さんや他の乗客の方が手伝って下さり、大きな車椅子ごと乗ることができました。
知人の呼吸器ユーザーさんは飛行機で海外にも行ってこられました。
障害があるからってやりたいこと、行きたい場所に行くことを諦めないで欲しいです。
大好きな歌手のディナーショーに行く!お花見に行く!お孫さんとディズニーランドに行く!夏祭りで花火を観る!
行きましょう‼
事前の準備や計画は大変かもですが、それも楽しみの一つ。
私たちヘルパーも一緒に楽しみながらお手伝いします。
◆プロフィール
五十嵐 美幸 ホームケア土屋 新潟
新潟県長岡市生まれ、雪国育ちの為小さいころからスキーに夢中で、若いころはゴルフとスキー関係を仕事とし、長男の野球の応援、大好きな犬たちと毎日アクティブに過ごしていましたが30代後半、犬の介護をきっかけに介護業界へ。
現在は重度訪問介護でALSの方々に関わり日々勉強させていただいております。
趣味は美味しい料理を食べ美味しいお酒を飲むこと。ジムで摂取したカロリーを消費していますが、追いつかずお腹に貯めています~(笑)
最近はケガが怖くてスキーには行けておらず、この時期は雪が降るとうずうずしています。






