重度訪問介護を3年経験して想うこと~アナログに一人一人とつながった3年の現状報告~
坂本友志
ホームケア土屋 関東、茨城、栃木の1都2県の
エリアマネージャーに就いております、坂本友志です。
早いもので他業種から介護業界に転職してから、今年の8月で3年目を迎えました。
土屋に入社して関東事業所、茨城事業所、栃木事業所の管理者を経験させて頂き、多くのクライアント、支えるご家族にお会いしてきました。
土屋に入社した事で、重度訪問介護を通じて今も色々な出会いや繋がりを拡げております。
出会いに関しては、茨城事業所、栃木事業所の管理者を経験させて頂いたことで
クライアントやアテンダントの方々との出会うスピードも、加速したように思います。
私は、故郷が茨城県という事もあり、茨城事業所を立ち上げる事に関しては、
念願でもありました。
「重度訪問介護を通じて地域貢献したい!」と、この業界に入ってから強く思っていたからです。
ただ、茨城県の水戸市に事業所を立ち上げたものの、当初は、まだコロナ禍中という事も
あり、積極的な営業等が出来ませんでした。
相談員さんはじめ、コツコツと横の繋がりの関係を頼りに、徐々に徐々に辿り、クライアントに出会う事ができました。茨城事業所のクライアントの多くが重度訪問介護をメインにしている事業所がなく、支援を受けたくても受けられず困っている状況でした。
「土屋さんが来てくれたからやっと重度訪問介護の支援を受けられる」
と仰るクライアントやご家族からの言葉は今でも忘れる事が出来ません。
この仕事を続けて良かったという瞬間でもあり、私にとっても苦悩していた時期を
忘れるくらい嬉しい言葉です。
ただ、東京、茨城、栃木ではアテンダントが足らず、支援が行き届いていない方も多いのが現状です。
現在、エリアマネージャー職を拝命しておりますが、今もアテンダントが配置出来ず、重度訪問介護の利用をお待ちの方、ご家族とお話しする事は多々あります。
7月から関東事業所も管轄する事になり、久しぶりに東京にも戻ってまいりました。
茨城事業所、栃木事業所で学んだ経験を関東事業所でも活かせるように
全力を尽くしていきたいと思います。
最後に、これからもお一人お一人の、地域で暮らすクライアントとの関係を重度訪問介護を通じて拡げていき、クライアントの生活を少しでも豊かにできるようにアテンダントの教育や勉強会を行って介助者の質の部分も向上し、双方にとって良い環境を作れるような関係性も今後の課題と考えて行動していきます。
プロフィール
坂本友志 ホームケア土屋 栃木
坂本 友志(さかもと ともゆき)
1983年茨城県日立市生まれ。
保有資格:実務者研修
WEB広告会社に長年勤め、年号が令和になるタイミングで介護業界に転職。
趣味は、映画鑑賞、旅行。
特にドキュメンタリー映画が好き。
国内、海外旅行が好きで10ヶ国以上、いつの日か世界1周できたら。