重度訪問介護を通じて起こった方々との出会いに感謝する
坂本友志
ホームケア土屋 栃木 管理者の坂本です。
去年の9月に栃木県小山市にホームケア土屋 栃木が開設されました。
早いもので、開設から半年が経過しようとしております。
私自身、去年の1月に茨城事業所を開設し、その年に新たに栃木県に事業所を開設する事が出来た事は、土屋で働く皆さんのご協力あっての事だと感謝しています。
小山市に開設した理由としては、開設前に栃木県の自治体を色々とまわっているなかで、小山市で重度訪問を利用している方の多くが、他県や宇都宮市からヘルパーがきている状況だと伺って、少しでも利用したい方の声を拾えるようにと思い、小山市に開設いたしました。
開設後半年、東京、茨城で培ってきた経験を栃木で発揮しようと思っておりましたが、やはり、所変わればという事で、栃木県の重度訪問介護の現状について色々な方にお会いして話を伺うと、重度訪問介護の事業所が少ない事もあり、まだまだ重度訪問介護への理解であったり、認知度自体が低い感触を肌で感じております。
現在は、小山市を中心に近隣の役場や関連事業所に訪問させて頂いて、地方の在宅での介護の現状なども知る事が出来ております。
小山市という土地柄、栃木県だけではなく、すぐ隣にある茨城県の結城市や筑西市からも重度訪問介護のご相談を頂く事も増えてきました。
実際に、これまで東京から異動して地方の重度訪問介護の現状に触れる事で、弊社のミッションに掲げている「探し求める小さな声を」を毎日実感している日々を送っております。
私が逆境でこそ燃えるタイプの人間性の為、この機会に少しでも重度訪問介護を通じて、障害を負ったとしても、栃木県で暮らしやすい環境を作る事業所でありたいと思っています。
その為には、これからも多くの方にお会いして、話をし、繋がりを増やしていきます。重度訪問介護自体、聞きなれない在宅介護支援かと思います。
ただ私は、未経験で介護の世界に飛び込んで、しかも重度訪問介護に出会う事が出来、沢山の良い出会いを経験させて頂きました。
東京や茨城、栃木を通じて感じるのは、東京だから、地方だからというのではなく、何処に住んでいても自分らしく生きていく事が出来たらどれだけ幸せになるのだろう。
これからも色々な方との出会いを大切に、重度訪問介護を通じて一人でも多くの方を助けられたらと思います。
プロフィール
坂本 友志(さかもと ともゆき) ホームケア土屋 栃木
1983年茨城県日立市生まれ。
保有資格:実務者研修
WEB広告会社に長年勤め、年号が令和になるタイミングで介護業界に転職。
趣味は、映画鑑賞、旅行。
特にドキュメンタリー映画が好き。
国内、海外旅行が好きで10ヶ国以上、いつの日か世界1周できたら。