人生の転機と出会い~介護の仕事と楽しみ~
二又里恵(ホームケア土屋 九州)
私の親戚・友人・知人には障害を持った方が多く、日常生活の中では自然に受け入れていた事であり、今の仕事に従事するきっかけになったと思っております。
一般的には、介護の仕事は高齢者福祉を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
私の仕事が「重度訪問介護」だとお話しすると驚かれる方が大変多いです。
私の人生の中で何度か転機がありました。
そのひとつがホームケア土屋に入社したことです。
3月にコーディネーターに昇格し不安もありましたが、幸せなことにたくさんの人に支えられ、楽しい毎日を過ごしております。
それからインスタグラムを利用している事も、楽しい毎日を過ごすエッセンスになっています。
自分から発信することはほとんどないのですが、海外のきれいな山の風景や海の様子を捉えた写真に「いいね!」をしたり、気にいった方をフォローしています。
そういった理由で、私のフォロワーは海外の方が多くなっています。
プロフィール欄に「介護福祉士、重度訪問介護員」と記載しているので、時々興味を持ってくださった外国人の方から「どのような仕事内容なのですか?」といったメッセージを受信する事が増えました。
英語でメッセージが来ますが、翻訳アプリを利用して返信しています。
質問内容は「コロナは大丈夫なのですか」「休みがとれているか心配です」「1日の流れは?」といったところです。
日本人だと「大変なお仕事ですね」で会話が終わってしまう事が多いので、興味を持ってもらえる事をとてもうれしく思います。
私からは答えられる範囲で返信していますが、最近はちょっとした国際交流のようでやり取りが楽しく、モチベーションアップにも繋がっています。
やりがいの源泉とは?と考えたときに、楽しいと思えることが1番の活力になっていると感じています。
これからも毎日を楽しみながら過ごし、自分を過信せずに思いやりの心を持って、素直で誠実に仕事をしていきたいと思っています。
プロフィール
二又里恵 ホームケア土屋 九州
地元の商業高校卒業後、事務職は合わないと思い歯科医院に入職。
その後、障害者のガイドヘルパーをしているころに両親が入院。
これを機に転居、一旦福祉職を離れて飲食店へ就職し、その間にヘルパー2級を取得。
令和元年5月に前会社(介護)に就職。
令和2年10月に株式会社土屋に入社、同年12月実務者研修終了。
令和4年3月久留米事業所コーディネーター昇格。
令和4年4月介護福祉士登録。
現在は癒しのミニチュアダックスフンド姉妹犬2匹と同居中。