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私の天職、私の家族たち / 八木 優季

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約3分

私の天職、私の家族たち
八木 優季

ホームケア土屋関西(兵庫)のオフィスマネージャーをさせて頂いてます 八木優季と申します。

戸籍の都合上、本名は岩永なのですが、私は今まで30年「八木」と名乗っておりましたので、アテンダント、クライアント共に「八木」と浸透しています。今でも私自身「八木」と名乗っています。今後も「八木」と名乗るつもりですので、よろしくお願いいたします。

初めに、私が「介護士をやっていて良かったな」と思うことは、妻の祖父母が介護が必要な年齢となり、施設が決まるまで待機の中、在宅で面倒を見ることになった時期がありました。

当時、妻の両親家族は、介護の知識がなくあたふたしていた中、私と義理姉が、介護職をしているのもあり、日中と夜間の見守り、介助を行いまして、妻と義理母からも「助かった」という言葉を貰いました。

その瞬間、「介護やってて良かったな」と思いました。

私の実母も介護士をしていることもあり、「家族で同じことをやってるな」と恥ずかしながら感じた瞬間でもありました。

さて、私には妻と娘と、たくさんの動物がいます。

犬、ウサギ、モモンガ、ハリネズミ、ミーアキャット、爬虫類等。

小動物園状態です。当然、生活費は大変です。その為に私は、業務を全うし、日々精進してまいります。

私は介護士の前職、建設現場の設備水道屋で働いていたり、個人事業で軽貨物運送をしていたり...としていました。が、どれも若造だったこともあり、スキルが合わず悩んでいました。

実母が介護士をしており、私自身も学生時代アルバイトで介護士をしていた経験と、ホームヘルパー2級(現 初任者研修)を既に取っていました。

やりがいを感じていた為、「私が全うできる仕事は介護だ。AIや機械化で職が無くなる世の中で介護が終わることがない事を考えれば、これしかない」と、強い決意を持ち、奇しくも母と同じ重度訪問介護に足を踏み入れました。

やはり、他の仕事をする時とやりがいが全然違い、命を預けてもらっている仕事ではありますので、当然ながら物と違い緊張はすごかったですが、自分の性格、そしてクライアントに「お疲れさん、ありがとう」と言われた嬉しさは、天職だなと感じた瞬間であり、今に至ります。

誇りを持った仕事ですが、私の家族に申し訳ないと思う事があります。

それは、クリスマスだったり、家族の誕生日や正月に、支援やバックアップ対応で、「その日に祝えない事」があることです。

娘にはかわいそうなことをしていると思っています。ですがそこで機転を利かしているのが、私の妻です。

娘には「パパ、ヒーローだから人助けに行くから、人助けが終わったら、倍にしていい物買ってくるみたいだね。楽しみだね。」と、伝えてくれています。

私も、その日祝えなくても、後日、目いっぱい祝ってあげようと、気合が入ります。

正に「家族の理解」と「妻の協力無くしては務まらない」事だと...

その分業務にも力が入り、関心を持ち、今でも誇りに感じ、業務を全うしています。

そして、妻のセリフの通り倍にして返しているので、いろんな意味で泣けてきます。

プロフィール
八木 優季 ホームケア土屋 関西

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