仕事はすべからく社会貢献たるべし / 小澤 明久

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仕事はすべからく社会貢献たるべし
小澤 明久(ホームケア土屋東北/営業推進部)

新年明けましておめでとうございます。昨年中は大変お世話になりました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

“ビジネスライク”という言葉があるように、「ビジネス」という言葉には、情熱や人間味をオミット(排除・除外)した「単なるお金儲け」、というニュアンスもありますが、「ビジネス」を「資本主義社会において法人が行う経済活動全般」と位置づけた場合、単なるお金儲けをはるかに超えた「使命」、もっと言えば「社会的使命」が課せられることは不可避である、と私は考えています。

なので、私に言わせれば、ビジネスにおいて、お金儲けは”手段の範疇”に過ぎず、それが果たすべき使命は、もっともっともっと高いところにある、あるべきである…と。

法人が「ビジネス」という手段を用いて行う経済活動は、資本主義社会においてはすなわち社会活動であると言えます。

「ビジネスによって経済面で社会を支える」ということです。

ビジネスにより経済が活性化し、それによって社会が活性化する……というのが資本主義社会であるならば、こう言えるかもしれません。

 

『すべてのビジネスは社会貢献である』と。

『すべての仕事は社会貢献である』と。

「ソーシャルビジネス」や「社会起業家」といった言葉が、近年聞こえてきます。

土屋もソーシャルビジネスを標榜する企業ではありますが、上に述べたとおり、本来ビジネスとは、「多かれ少なかれ社会的役割を担う経済活動」なのであり、“ソーシャルビジネス”という言い回しには、“真っ赤なレッド”みたいな違和感も否定できないのですが、わざわざ“ソーシャルビジネス”という言葉を使わなければならないほど、「現代ビジネスが本来担うべき社会性・社会的使命を忘れ、単なるお金儲けに走っている」……ということの裏返しなのかもしれません。

イノベーティブかつエクセレントな事業で華々しくギョーカイを席巻しても、10年も経たぬ間に看板を降ろし、儲けたお金を抱えて南の島で悠々自適……みたいな元・経済人もよく耳目にしますし、そういう人たちに憧れる若年層も後を絶ちませんし。

(もっと言いますと、ビジネスは規模や先進性よりも、「継続性が重視されなければならない」という持論もあるのですが、これはまたの機会に……)

上に書いたとおり、株式会社土屋は、「ソーシャルビジネスを標榜する会社」です。まだ若い土屋にとって、これからの長い長い道程の、ほんの端緒についたばかりの現状ではありましょうが、ここで働くすべての仲間たちが『仕事を通じて社会貢献している、社会の役に立っている』と日々実感し、使命感を持って、「生き生きと働けるような会社」になれるよう、私も力を尽くしたいと思っています。

プロフィール
小澤 明久 ホームケア土屋東北/営業推進部

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