「介護のお仕事を長く続けるコツ」教えます
前田正輝
ホームケア土屋金沢で、コーディネーター兼管理者をしております前田と申します。
偉そうなタイトルをつけてしまいましたが(笑)
今回はあくまで私が介護のお仕事を13年続けてこられた「自分なりの理由」をお話ししたいと思います。
実は私は、このお仕事が嫌いになったことが一度もありません。
辛いとかイライラはもちろんありました。人間関係とか。
他のスタッフに対し怒りがこみあげてどうしようもなかったことも正直ありました。
だけど介護自体は嫌いじゃない。
なぜそう思えたのかなと振り返ってみると、私がずっと貫いてきた取り組み方がひとつありました。
それは「プロとして楽しむ」ということです。
まず何はともあれ「楽しむ」ということ。
介護のお仕事って正直大変だと思います。
好きでやっている方もいれば、好きでやっている訳じゃない方もいると思います。
でもどのみちやるんだったら嫌々やるより楽しんだ方が絶対楽じゃないかなって思うんです。
これの良い所が、自分が楽しめると相手も楽しくなってくれます。
自分が嫌々だと、それが相手にも伝わって相手も楽しくないと感じてしまいます。
介護がただの作業のように感じてしまったりする方もいるのではないでしょうか。
ただ私も、楽しんでいても辛い時はたくさんありました。
ケアが上手くいかなかったり、ご利用者の態度にイライラしてしまったり、上司に怒られたり、部下が言うことを聞いてくれなかったり、落ち込んで家に帰ったのに彼女に「おそい」ととどめを刺されたり。。。キリがないですね笑
そんな時にもうひとつの「プロとして」です。
失敗したり、嫌なことがあった時に
失敗した→凹んだ→嫌だ→辞めたい→終わり
こうなってしまうと、もうこれ以上先がないですよね。
ずっとこれの繰り返しになってしまいます。
そんな時に私はこう考えていました。
自分は介護のプロなんだから
失敗した→なぜ失敗したんだろう?→じゃあ次はこうやってみるか→成功した
(やった!ヤバい!嬉しい!)
この失敗から成功へのプロセスも楽しんでしまえば見える世界が一変します。
自分の成長に気づくことができ、嬉しくなり、精神的にもとても楽になります。
そしてこのお仕事の面白さ、深さに気付き、きっと沼にハマっていくことでしょう。
まだハマっていない方、一度お試ししてみてはいかがでしょうか。