社会性・経済性・そして人間性について
三浦耕太 (ホームケア土屋 札幌)
社会性について、今までの人生において深く考えたことはなく、社会に馴染むことという認識で過ごしてきました。
実際に調べても定義はなく、場の空気を読むこと等の結果が見られます。
社会性とはひとりひとり認識が違えば、観点も違うことと感じられます。
社会適応能力=まさに人との関りが強く、介護職において深いものかと思います。
社会というくくりは一体なにか、どこまでなのか不透明な印象は拭えません。
今回のテーマのひとつ目として考えた際、はっきり分からない世界で立ち回っているのかと少し不安にも感じます。
反面、範囲の拡大は自分次第なのかと可能性も感じられます。
見たことのない世界を感じられる可能性は生きていくうえで糧になり、意欲向上にも繋がると思います。
経済性について、介護の現場において数字で見るということは気持ちが引けてしまうのが本音です。
そういった中でも、クライアント・アテンダントの生活という部分を考えると重要なことと気付かされます。
会社の存続=関わる人の生活、綺麗ごとだけではなく着目し出来るだけ無駄のない効率性が求められるかと思います。
人=数字ではなく、支援の手=安心した生活という後者の考えをより実現するためには我々が出来ることを、着実に足場を固め行っていく必要があると感じます。
単純な答えかも知れませんが、私自身は楽しい自分らしい生活の確保という観点で福祉に携わってきましたので、姿勢を崩さず効率性も交え、今後も従事していきたいと考えます。
人間性については人間性=人。
人そのものがここに当てはまると感じます。
生まれてきた時点で人間性をもち成長をしていく過程の中で、個々に特性がありその人らしさが個性となる。
字体にすると社会性同様に定義を感じられなく、表現に困ることが素直な意見です。
自身の中でふんわりした言葉が沢山あること、その中で人との関りを持つ福祉について改めて考えると何を伝えられているのか、何ができているのか明確に答えることが困難かと感じます。
定義のないものこそチーム全体として方向性を見出すこと、情報の共有が非常に重要と思います。
共存し集団で生活していく中でルールとは大切なものであり、時に人の進路を防ぐことにもなる。
社会性・経済性・人間性ひとつひとつに意味を成していますが、一つに繋がるのではと思います。
他者と共存し方向性を見出す。
切り離した考えではなく一連のものと認識し、より広い視点と柔軟性をもてるよう成長したいと思います。