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コーディネーター業務を経験して感じる事! / 川津千春

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約3分

コーディネーター業務を経験して感じる事!
川津千春

介護経験は訪問介護事業所・老人施設トータル3年程しか経験はなく、会社に入社致しました。

常勤として採用され、当時の私にとっては、かなり難易度の高い現場に入り、3ヶ月後にはコーディネーターの業務に就くことに。かれこれ4年前になります。

当時は現場での手技、コミュニケーションをひたすらこなす毎日であり、現場では言われなれない言葉を言われ、会社からは苦手なパソコン業務を遂行するようにと、あたり前な事がその当時の私にはかなり厳しく、毎日どのタイミングで辞めようか考えていました。

そんな中辞めなかったのには、2つの理由がありました。

1つ目は、この重度訪問という仕事・業務について、できていないことがまだまだ多くあること。

2つ目は、以前、私のメンタルが崩壊しそうになった時、当時現場シフトに全面的に協力してくれたアテンダントさん、応援の声を掛けて下さったアテンダントさんがいたからでした。いつか恩返しができるようなそんなコーディネーターになりたい。

2つの理由により、今まだ会社にはご迷惑をお掛けしながらも、頑張らせて頂いております。

コーディネーター業務で一番大変なのは、人間関係の調整かと思います。

クライアントさん、アテンダントさん、他事業所さん、上司。

信頼関係を築くのは一つ一つの言葉と行動の積み重ねで一日にしてならず・・です。大袈裟に言えば。

信用は簡単に失えます。数秒です。分かりやすく言えば。

という風に私は思っています。

やはり自分で判断できないことも沢山あり、上司や、コーディネーター同志に教えてもらっています。ここにも信頼関係がないと、自分ひとりでため込んでしまい、悪循環に陥ってしまいます。

じゃあ「どうしたら信頼、信用を築いていけるのか」ということになりますが、毎日毎日の自分の言動なのかな?と薄っすらと思います。

重度訪問という仕事は、介護業界の職種の中でも「レベルが高い仕事」なんだと、最近でこそ感じています。1年2年の経験ではわからなかったのではないかと思います。

自分も支援に入りながら、クライアントさん、他事業所さん、看護師さん、アテンダントさんとやり取りする中で勉強になりますし、嬉しいお言葉も頂いたりと励みにもなります。

「自分はハイレベルな仕事をしている」と思えることが、会社に感謝と誇りを感じます。現場に就いてるからこそ、そう感じるのだと思います。やはり現場の醍醐味は、机に向かっているだけでは経験できないことを経験できることです。

とはいえ、大変なことや辛いことなど、アテンダントさんのアフターフォローは一番大事なコーディネーター業務だと思います。なかなか難しい事ですが、自分の仕事に誇りと感謝を持ってこれからも努めて参りたいと思います。

プロフィール
川津千春 ホームケア土屋九州

ホームケア土屋九州  コーディネーター
前職は居宅介護支援事業所にて訪問介護に携わってました。
調理するのが好きです。

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