『自己分析の重要性と周囲との連携』
野村義稀(本社 営業推進室)
皆さんは『類人猿診断』(精神科医 名越康文監修 類人猿分類診断 GATHER)をご存知ですか??
本社のお隣、広島県福山市に本社を置く某スーパーで活用されて、なんと10年間で売上が3倍(!!)になったそうです。
この診断では、簡単な質問に答えて『冷静』か『感情豊か』、『追求・達成重視』か『保守・安定重視』の4つのタイプ(類人猿)に分けられます。
それぞれのタイプには当然ですが長所と短所があり、お互いが補うことによって適切なチームビルディングがなされていきます。
ちなみに私自身は『感情豊か』と『追求・達成重視』のチンパンジータイプでした。
このタイプの人はエネルギッシュに動き回り、自己主張もできる情熱的な人??とあります。
すごく美化されているような気もしますが…(笑)
その他にも、好奇心旺盛・勝利が大事・リーダーシップが取れる、などなど、、、
『○○診断』と呼ばれるものは、質問に答えて、「無意識的な行動や傾向」を探るので、”良いこと(強み)”だけではなく“悪いこと(弱み)”も理解して「無意識的な行動⇒改善するための意識的な行動」という前向きな「変化のコツ」をつかめるものだと思います。
私の例を紹介します。
診断によれば、私の「弱みの部分」は、「飽き性・感情的」と書いてあります。
思い当たる節が多すぎて、書ききることはできませんが、
「爆発力はトップクラスにあるが、燃料が片道分、いや途中で墜落してない??」と、新卒の時に言われたことがあります(笑)
感情的な部分に関しても、非常に反省する点も多くあります。
自分自身で抱え込もうとしてしまい、同意を得られなければ、ひとりで突っ走ってしまう。
自分自身の感性を正解と思いこんで、「自分の答えこそ最適解だ!!」と思い込む。
この無意識的に出てしまっている「弱みの部分」を理解して、意識レベルで落し込んで活動しないといけません。
この意識化において重要なのは、自分自身を律することと、もう1つあると考えます。
それは、「ハッキリ教えてくれる存在がいること」です。
言葉だけを聞くと、他人任せのように聞こえてしまいますが、この存在は非常に重要です。
“1はどれだけ頑張っても1のまま“であり、周りが気づかせてくれることで(2,3…それ以上に)成長することができます。
しかし、変化するときには、必ず自分の中でノイズが走ります。
そこまで強くない、負けたくないからこそ、虚勢を張っている自分にとっては、このストレスに耐えるには周囲の存在が不可欠でした(周りが居ないと、砂嵐に覆われて機能停止していたと思います)。
等身大の自分を受け入れてくれて、時には嫌ごとも伝えてくれる。
信頼できる存在がいることで、成長することが出来ています。
自分の振り返りのようになりましたが、重要なことを改めてまとめます。
- 1人1人の『強み』と『弱み』を知る
- 自分自身の弱みを意識することで改善する
- お互いが信頼して弱みを補い合う
営業(物売り)の世界から一度離れ、重度訪問介護の業界に飛び込み、業種こそ当時と違えど、また再び営業(周知活動)に戻ったことで、私自身改めて気づかされました。
プロフィール
野村義稀 本社 営業推進室
大学4年生の12月に脳挫傷、外傷性くも膜下出血、急性硬膜下血腫を受傷し入院。
意識不明の状態から回復し、約2ヵ月間の車椅子生活をする。
大学卒業後は、小学生から高校生まで対象の学習塾の営業や管理運営、家庭教師など全く別の分野で働いてきた。
2020年6月に重度訪問介護に出会い介護未経験の中、業界に飛び込む。
趣味はソフトテニスとアウトドア全般。
特にソフトテニスは16年間続けており、今でも大会に出場している。
⇑全日本社会人出場決定!!